おすすめウォームアップ

すっかり寒くなりましたね。「寒~い!」とおっしゃりながら、ご来店される方も増えてきました。レッスン前はブルブルマシンに乗っている方、本を読まれている方、ストレッチをされている方、一心不乱(?)にスマホゲームをされている方などなど、過ごし方はさまざまです。まれに熟睡されている方も・・・😆

 

シャキットではレッスンの間隔が短かったり、レッスンの準備・片付けなどの関係で、十分なウォームアップ(準備運動)とクールダウン(整理運動)が行えていません。スミマセン😓歩いてご来店される方も多いので、そういう意味ではウォームアップはできているかもしれませんが、車でご来店される方や歩いて来ても体が温まっていないという場合には、レッスン前のウォームアップがおすすめです。

 

ラジオ体操なんかはとても良いウォームアップだと思うのですが、シャキットで一人で全力でラジオ体操をするというのは、なかなかハードルが高いかと思いますので、限られたスペースの中であまり周りの目を気にすることなくできるウォームアップを3つご紹介したいと思います。

 

と、その前に・・・ウォームアップの目的は①筋肉の温度を上げ怪我を予防する、②酸素を取り込みやすい状態を作り疲労を予防する、③筋肉や腱などをほぐし動きやすい状態にする、などがあります。ストレッチは血流を促すという意味では良いのですが、筋肉の温度はさほど上がりませんので、ウォームアップで行う場合には静的ストレッチ(いわゆるストレッチ、ある姿勢をキープして伸ばすストレッチ)よりも動的ストレッチ(動きの中で伸ばしていくストレッチ)がおすすめです。

 

 

では、ここからご紹介です♪1つ目は「マウンテン・クライマー」なる動きです。レッスンでやったことがある方も多いかと思います。動きは下記の動画をご覧下さい。お尻をあまり上げないように気を付けて下さい。30秒もやれば体が温まって、息も少し上がると思います😁 

 

 

2つ目は「胸郭回し」です。これはなかなか難しいですよ~。動きは下記の動画をご参照いただきたいのですが、何が難しいかと言いますと・・・骨盤を動かしてはいけないんです!骨盤を微動だにさせずに、胸郭だけを動かしていきます。ちなみに胸郭は画像の水色の部分です。(動画では最初の15秒くらい色々としゃべっていますが、スルーして下さい。)

 

上半身裸の男性の骨盤をよ~く見て下さい。 全く動いてないですね~😲解説している男性も「すごい! 」と驚いています。 後半、足幅を大きく開いてやっていますが、足幅は骨盤幅でもOKです。 骨盤を固定しやすい足幅で行って下さい。まずは前後に、慣れてきたら左右に、それも慣れてきたら最後は円を描くように動かしてみて下さい。

 

 

3つ目は「インチワーム」という動きです。 ちなみにインチは2.5センチ、ワームはミミズのような足のない虫のことです。ミミズのように動けということでしょうか。

 

胴体部分(体幹)の意識を高め、同時に股関節の可動性を良くする目的もあります。膝をできるだけ曲げないようにするとハムストリングス(太ももの裏側)やふくらはぎのストレッチにもなります。また、動画で点線で表されているように、背中を丸めないように頑張ってみて下さい。

 

以上、3つのウォームアップをご紹介しました。大切なのは回数や秒数よりも、「体が温まったかどうか」です。レッスン前にぜひやってみて下さい~😄

 

文:真木