今回は2019年9月10日のブログを書き直し、再掲したものです。
皆さんは運動する時、何を飲みますか?ご来店の際にはマイボトル持参の方とペットボトル飲料を飲んでいる方と半々くらいかな~という印象です。ペットボトルの方は、大半がお水かお茶で、時々お水に何やら怪しげな粉を投入されている方も見受けられます。もちろん「怪しげ」というのは冗談です。アミノ酸粉末か何かでしょうかね😊
私自身は、「コントレックス」という硬水を飲んでいます。「まずい」と悪名高いコントレックスですが、慣れるとこのえぐい味がくせになります・・・😁
シャキットから最短距離にあるKIRINの自販機、時々品揃えが変わります。シャキットがオープンしてからは、当店のお客様をターゲットにしているであろう飲み物を増やしてくれています。1段目はお水、お茶、スポーツドリンクが占めており、2段目3段目はコーヒーがメインです。こちらはシャキットのお隣さんや上で働いていらっしゃるサラリーマンの皆さんをターゲットにしていると思われます。今日(2020/12/13)の時点で1段目はボルビック(水)が5列も占拠しています。以前は水は2~3列だったと記憶しているので、増やしてくれたようです。またコーラ系の炭酸飲料が数種類あったのですが、なくなりました。きっと売れ行きが芳しくなかったんですね。
自販機の1段目で水に次いで多いのが、画像の「アミノサプリ」です。いわゆるスポーツドリンクです。「回復系アミノ酸オルニチン」とビタミンCが入っており、しかも低カロリー!
シャキットの運動はキツイ・・・疲れる・・・でも「回復系アミノ酸オルニチン」飲んだらいつもより疲れないかも?!なんて思って、アミノサプリを飲んでいるお客様がもしいらっしゃたら、ごめんなさい。この先、読み進めていくと、がっかりされるかもしれないので、先に謝っておきます😅
クリームソーダ好きですか?大人になってからはそれほど飲む機会はないですが・・・おいしいですよね😍子供の頃はあの綺麗な緑色を見ただけで、心が弾んだものです。でも、まあ、あの緑・・・明らかに体には悪そうです😅
こういった炭酸飲料を体に良いからと思って飲む人はおそらくいらっしゃらないですよね。単純に嗜好品として飲まれていることと思います。(特保のコーラとかは別にして)
特定の商品を攻撃したいわけではないんですが・・・上述のアミノサプリにしろ、画像の清涼飲料水にしろ、謳い文句につい目が行ってしまいませんか?だって、『1日分のマルチビタミン、健康な人の免疫機能の維持をサポート、プラズマ乳酸菌』ですよ?なんだかとても体に良さそう・・・でも本当に「体に良い」んですかね??
飲み物に入っている砂糖の量は簡単に計算ができます。ラベルにある「栄養成分表」には「炭水化物」の表示があります。この炭水化物の表示から砂糖の含有量を導き出すことができるんです。計算式は下記の通りです。
内容量÷単位量×単位量あたりの炭水化物量
こちらは私が子供の頃、愛飲していたファンタグレープの栄養成分表示です。昔とは少し変わっているかもしれませんが。
内容量は380mlなので、380です。単位量というのは栄養成分表示の「100mlあたり」のことなので、100です。炭水化物は11gとなっているので、11です。
これを上の式にあてはめると・・・
380÷100×11=41.8
となります。つまり380mlのファンタグレープに入っている砂糖の量は41.8g。角砂糖は1つ約3gなので、実に角砂糖13.9個分😱😱😱
炭酸飲料だけではありません。お水に近い見た目の味つきいろはすにも・・・た~くさん入ってますね😭
ちなみに何度も槍玉にあげるようで申し訳ないんですが(KIRINさんゴメンナサイ)、アミノサプリは555mlで炭水化物が4g。ファンタグレープよりはだいぶ少ないですが、それでも555÷100×4=22.2gで、角砂糖7.4個分です。
555mlのアミノサプリに含まれるオルニチンは73㎎、100gのぶなしめじに含まれるオルニチンは140㎎です。ちなみにスーパーで売っているぶなしめじは大体一株100gだそうです。
嗜好品としてではなく、「オルニチンが摂れるなんて健康的!」という思いでアミノサプリを飲むとしたら、角砂糖7.4個というのはオルニチンの代償としては高過ぎだと思います。お水飲んで、ぶなしめじかじってた方が良いです😅
痩せるため、より健康になるためのトレーニングの最中に砂糖たっぷりの飲み物を体に入れてしまったら・・・もったいないですよね。砂糖を入れたほうが頑張れる!とか頑張っている自分へのご褒美!としてなら良いと思いますが、のどを潤すためだけならお水やお茶が無難かと思います。
文:真木