今回は2019年11月16日のブログを書き直し、再掲します。
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ポルトガルのサッカー選手クリスチアーノ・ロナウドさんです。カッコいいですね~😍ロナウドさんのお母さんであるマリアさんは、ロナウドさんを妊娠していた頃に、ロナウドさんのお父さんが戦争の後遺症からアルコール依存症になってしまったことを悩んでおり、人工中絶を考えていたそうです。こんな話を知ると、「マリアさん、中絶を選択しないでありがとうございました!」という声が世界中の女性から聞こえてきそうです・・・
それはさておき、ロナウドさんは体幹は強いのでしょうか?あれほどの選手ですから、当然強いのだとは思いますが、外観からはその強さはわかりません。どんなにお腹がバッキバキに割れていようと、それがイコール体幹の強さとは言い難いからです。
では体幹の強さを測る方法はあるのでしょうか?「この方法で測定できる!」とするものがありましたので、ご紹介です。ただし・・・あまり真に受けないで下さいね😅ブログでご紹介しておいてなんなのですが、この方法のみで体幹の強さを測れるとはとても思えません😅お遊び程度に考えていただければと思います。
Leg lowering testレッグ・ローワリング・テストなるものです。横文字だとなんだかかっこよく聞こえますが、なんのことない「足を下げていくテスト」です。
絵のように腕は胸の上で交叉させて下さい。手を床につけてしまうと、手の力を使いたくなると思いますので😁また、頭は床から離さないようにします。
両足を天井に対して垂直になるように上げ、そこから両脚を同時にゆっくりと床に近づけていきます。どこまで床に近づけることができるかをみるのですが、最大のポイントが「腰を浮かさない」です。腰がわずかにでも床から離れたらアウト!です。腰が離れる直前で両脚を止めて下さい。そしてその時の角度を測ります。
ちなみに目安、あくまで目安ですが・・・
45度以上⇒少々弱っているかも?
45度⇒平均くらいかな~
30度⇒平均より強いかも!
15度⇒だいぶ強いかも!
0度⇒嘘でしょ?!
こんな感じです。前述の通り、このテストで「体幹の強さを測る」ということ自体に、私自身はあまり賛同できないので、45度より落とせなくても落胆しないで下さいね。
ではこの動きの本来のの目的はなんなのか・・・これは意見が色々とあるので、あくまで私がどう考えるかという話ですが・・・
ちょっと難しい(つまらない?)話になりますが、関節を「モビリティ関節」と「スタビリティ関節」に分けるという考え方があります。
モビリティ関節とは大きな動きに適している「動く関節」です。スタビリティ関節は大きな動きに適していない「動かない関節」です。
モビリティ関節に求められるのは可動性、スタビリティ関節に求められるのは安定性になります。画像では青がモビリティ関節、赤がスタビリティ関節となります。
主にワークアウト第2と第3で、「腰椎ではなくて、胸椎を使って」ということを私が言うことがありますが、これはこの考え方に基づいています。胸椎はモビリティ関節、腰椎はスタビリティ関節なのです。これが逆になっている動きをしていることは結構多いかと思います。胸椎は肋骨(胸郭)で囲まれているので動きが悪くなりやすい部分です。そのため、胸椎を動かさないで、その分、腰椎を存分に動かす!ということをトレーニング中はもちろん、日常生活でもやりがちです。そしてそれがクセになっていくと、動かさないでいる胸椎はますます動きが悪くなり、過剰に使われる腰椎は腰痛などの原因になったりします。また、反り腰の方は腰椎がスタビリティ関節としての役割を十分に果たせていない可能性もあります。
腰を浮かさないで両脚を下げていくには、腰椎の安定性が絶対に必要になります。なので、この動きでは体幹の強さを測るというよりも、腰椎の安定性を測るという方が私は正しいのではと思っています。
この動きを練習すること自体が、腰椎の安定性を高めるための練習になると思います。反り腰の方もそうでない方も、一度試してみて下さい。想像以上に落とせないと思います😁
文:真木
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