「骨盤の前傾・後傾」これはいろんなレッスンで出てくるキーワードです。正しい姿勢でトレーニングするためには、絶対に無視できないのが「骨盤の前傾・後傾」ですが、聞いたことはあるけど、イマイチよく分からないという方も多いかと思います。ということで、今日は骨盤の前傾・後傾当てクイズをしたいと思います!
今日のブログの内容を決めたきっかけは数日前のレッスンでした。参加されていたお客様にクイズを出したんです。レッスンで行っている動きを題材に、「この時の骨盤は前傾でしょうか?後傾でしょうか?」と。私の予想とは裏腹に、正解されたのはおひとりでした・・・。
レッスン中、当たり前のように「骨盤前傾、骨盤後傾」と言っていましたが、お客様には通じていなかったのかもと痛感・反省しました😭というわけで、後ほど出すクイズに、何問正解できるか挑戦してみて下さい!
骨盤の前傾・後傾のチェック方法は、4月13日の「どのタイプ?」というブログに書かせていただきました。ただ、実際にその方法で調べるのは少々面倒くさいですし、トレーニング中に毎度毎度チェックすることはできません。ということで、「見た目」である程度、判断できるようになっていただければと思います!正しく動くためには、まずは正しく動けているかどうかを判断できないことには始まりませんので。
骨盤の前傾・後傾が分かりにくい理由の1つとして、骨盤の形が複雑であるということがあると思います。例えば、「肘の曲げ伸ばし(屈曲と伸展)」はとても簡単に判断できますよね?それは腕の骨が棒状であるため、曲がっているのか(屈曲)、伸びているのか(伸展)が一目で分かるからです。
一方の骨盤は一番上の絵でもわかるように、いくつかの骨が集まってできており、1つ1つの骨も変わった形をしています。そのため何をもって前に倒れている(前傾)と言うのか、何をもって後ろに倒れている(後傾)と言うのかが分かりづらい、という特徴があります。
簡単な方法として、骨盤をバケツに見たててみます。水がなみなみと入ったバケツを想像して下さい。骨盤が真っ直ぐの状態では、水はこぼれません。骨盤が前傾、つまりバケツが前に倒れると、水は体の前面にこぼれます。逆に骨盤が後傾、つまりバケツが後ろに倒れると、水は体の後面にこぼれます。このヒントを頭に入れて、下記のクイズに答えてみて下さい。
まずは立ち姿勢からです。1枚目、2枚目は比較的分かりやすいと思いますが、3枚目は少し迷いそうです。
正解は、後傾、前傾、後傾です。3枚目は1枚目ほど後傾が強くないので、判断が難しいですが、若干後傾気味で、お尻の穴が少し下向き気味になっています。
じゃんじゃん行きます!立っている時以外でも、骨盤の前傾・後傾を自覚し、修正できると、トレーニングの効果がグ~ンと上がります😊
正解は・・・
前傾、後傾、前傾、前傾、後傾、後傾
でした。当たりましたか?山内に飽きたので、ここからはネット上で見つけた写真になります~。全部で10枚あります。
答えは・・・
前傾、前傾、後傾、後傾、前傾、後傾、前傾、後傾、前傾、後傾
でした。全部で19枚の画像を載せましたが、何問正解できましたが?
ちなみに、骨盤前傾でもない後傾でもない、骨盤中間位というのもあります。前にも倒れていない、後ろにも倒れていない、骨盤が真っ直ぐに立っている状態です。ニュートラルと呼ばれることもあります。それが、画像の真ん中の状態になります。立っている時や座っている時には、骨盤が中間位にあるのが理想的とされています。(トレーニングの時は、動きに合わせて、前傾・後傾・中間位を使い分けられると、より効果的です。)
骨盤前傾・後傾が「見分けられる」ようになったら、次のステップは、前傾・後傾を実際にご自身の体で行えるようになる、ということです。骨盤前傾・後傾の練習はまた改めて、プログに書きたいと思います。
文:真木
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吉村 (水曜日, 28 4月 2021 12:40)
よくわかりません…
レッスン中も、骨盤を後傾させてと言われるといつも「???」です。どのあたりに意識を持っていけばいいのでしょうか?バケツの例えはわかりますが、なにせ骨は見えないもんで、、。
シャキット真木 (水曜日, 28 4月 2021 12:56)
吉村さんでもわかりませんか…これはシャキットにとって、なかなか由々しき事態だと反省してます…
どのあたりに意識を…このコメント欄で答えられる気がしないので、改めてブログに書きます…