こちらは2015年にノーベル生理学・医学賞を受賞された大村智先生です。
日本人がノーベル賞を受賞すると「やったー!!」となるのですが、その後、大村先生のことはすっかり忘れてました。というか、私としては、2016年に大隈良典先生がオートファジーの仕組みを解明したことでノーベル生理学・医学賞を受賞したことの方が強く記憶に残っていましたので(プチ断食のことを勉強していくと、大隈先生のお名前に度々遭遇するため)、大村先生がここ1年ほど注目を集めるようになっても、「そう言えば、そんな先生もいたな~」くらいにしか思っていませんでした。
ところが・・・大村先生、すごい方なんですよ!大村先生のことは、何度かブログに書こうと思ったこともあったんですが、ちょっとセンシティブな話題かと思い、避けてきました・・・。でも、昨日、大村先生について改めて知り、もうこれは書かずにはいられない!となりました。
今日の内容は、ほぼほぼ昨日見た動画のパクリです😅有料動画であり、YouTubeでは見れないので(YouTubeに載せると確実に削除される内容のため)URLは載せれません。
大村先生が何でノーベル賞を受賞されたかと言いますと・・・難しいことは分からないので、ざっくりになりますが、土の中から「アベルメクチン」を発見しました。これは土の中にある菌が出しているものらしいです。そして、アベルメクチンには天然のものでありながら、殺虫剤のように虫を駆除する力があるそうです。
アベルメクチンを基に開発されたのが「イベルメクチン」という抗寄生虫薬です。去年あたりからこの「イベルメクチン」という薬の名前が時々メディアに登場するようになりましたので、ご存知の方もいらっしゃるかと思います。
アフリカに感染者が多い「オンコセルカ症」という寄生虫症のがあります。少々「グロイ」」ですが・・・画像はブユという昆虫で、その触覚からピョコンと出ているのが寄生虫です。このブユに刺されることで、オンコセルカ症に感染するそうです。症状としては、激しい痒み、腫れ、そして恐ろしいのが失明です。「オンコセルカ症」で検索すると怖い画像がいっぱい出てきました・・・😱
オンコセルカ症のワクチンは存在せず、唯一の予防法はブユに刺されないようにすることだそうです。刺されてしまうと、体内の成虫が毎日数百から1000匹近くの子供を産み、それが目に入ると失明・・・😱なので、幼虫の段階で駆除することが大切なのですが、ここで登場するのがイベルメクチンです!イベルメクチンによって幼虫が麻痺し排除されるそうなんです!
イベルメクチンによって失明の危機から救われたアフリカ人は2億人にものぼるのだとか。大村先生、すごい!アフリカでは今もボランティアによって年に1・2回、イベルメクチンの配布が行われおり、アフリカだけでなく南米でもイベルメクチンは活躍しているそうです。おかげで両地域でのオンコセルカ症はほぼ撲滅したそうです!大村先生のこの偉業、全日本人に知ってほしいです😆
ところで、コロナが始まってばかりの頃、世界で心配されていたのが、「アフリカのような衛生状態が良くない国で感染爆発が起こるのではないか」ということでした。ところが、蓋を開けてみたら、アフリカでは感染爆発が起こらず、むしろ衛生状態が良いはずの欧米諸国で感染が爆発ということが起きました。
下記の表は先月の東京医師会の記者会見の資料です。ここまで「アフリカ」と一括りで書いてきましたが、アフリカの中にもイベルメクチンが使われている国とそうではない国があります。下の表を見て、どう思いますか?私の目には、イベルメクチンがコロナの感染&重症化の抑制に効果があるようにしか見えないのですが・・・。
この表だけをもって、「コロナの感染&重症化抑制に効果がある」とは言えないのかもしれません。気候、医療体制、人口密度、公衆衛生などなどの違いが影響しているのかもしれません。アフリカ以外の国で参考になるところはあるでしょうか?
こちらはインドの2021年3月から2021年9月3日までの感染者数を表しています。
インドは3月4月あたりは、1日40万人というとんでもない数の感染者を出していました。人口が多い国ですので、日本での40万人とはわけが違うかもしれませんが、それにしてもものすごい数です。
今はどうなったかと言いますと、首都デリーの9月1日の感染者数は、これまたびっくり1日36人、死者は0人だそうです。デリーは人口1900万人弱です。
インドが何をしたか・・・イベルメクチンです。感染者が減り、インド人も一安心・・・と思いきや!数日前に「インドの感染者数が2ヶ月ぶりに高水準になった」というニュースが流れました。
でも、このニュースはまるっきり嘘というわけではありませんが、「インド全体」のことを指しているわけではありません。
地図の緑色の「ケララ州」で感染が拡大しているそうです。1日の感染者数は約1.8万人、死者は100名を超えているそうです。この100名という数は、インド全体の死者数の25%を占めています。ところが、ケララ州はインド全体の人口の3%しかないのです。ケララ州とインドの他の地域との違いは何か・・・それは・・・WHOの指示に従ってイベルメクチンを使っていなかった😭です。(インドは州によって政策が違うそうです。)
ちなみに、インドではコロナ以前から線中症の特効薬としてイベルメクチンが使われており、町中の薬局で自由にイベルメクチンが購入できるそうです。
続いてご紹介するのは、南米コロンビア。グラフの線の色が少々分かりづらくてスミマセン。こちらも2020年3月1日から2021年9月3日までの日本(緑)、インド(紫)、コロンビア(青)の感染者数です。
ちなみにコロンビアは人口約5000万人と日本の半分以下です。グラフの青い線がコロンビアですが、一時、感染者数が落ちている時期も見られますが、平均してなかなかの高水準です😱日本や人口11億を誇るインドのピークの更に上を行っています。ところが、ここにきてコロンビア急降下!残念ながら日本の方が増えてしまっています。コロンビアが何をしたか・・・もうお分かりですよね。アフリカやインドを真似てイベルメクチンを使い始めたのです。南米にもオンコセルカ症があるので、コロンビアの人達はイベルメクチンを知っていたし、使っていたのです。「な~んだ、イベルメクチン使えばいいんじゃん!」となったかどうかは知りませんが、とにかく使い始めたら感染者が減り出したのです。
他にもありますよ~。こちらは中南米のニカラグアと日本の対比です。ニカラグアは人口700万人弱の小さな国ではありますが、ず~っと低水準です。パンデミック初期からイベルメクチンを使っていた国の1つです。
続きまして、チェコ!人口1000万人強。日本の10分の1以下の人口でありながら、この多さ!「さざ波」発言で叩かれた方がいらっしゃいましたが、正にチェコは大波、巨大な波です。この大波が静まったのは、政府がイベルメクチンを治療薬として認可してからなのだそうです。
こちらはエジプトです。人口は1億人強。なかなか強めの波が来ていたように見えますし、今後もまた上がっていくように見えなくもないですが・・・
お隣のイスラエル(緑の線、人口約900万人、12歳以上のワクチン2回接種率約80%)と比較して見ると・・・エジプトはほぼ横ばいです。エジプトも早期からイベルメクチンを使っていた国です。これこそ「さざ波」ですね。
これらの事実を見てもなお、「イベルメクチンは効果がない」という専門家がいるとしたら、その理由を教えて欲しいと私は思います。
こちらの方はフランス人のジェラール・モードラックス(Gerard Maudrux)博士です。フランス医療界の重鎮で「イベルメクチン・マイラブ」なる論文を書かれたそうです。
この論文の中で、モードラックス博士は人類が発明した奇跡のような薬として3つ挙げています。それが、ペニシリン、アスピリン、そしてイベルメクチンです。中でも金メダルがイベルメクチンです。(銀がペニシリン、銅がアスピリン)
ペニシリンは大変効果が高いそうなのですが、出血という副反応が生じることがあるそうです。またアスピリンは急性アレルギーショックを起こすことがあるそうです。ところが、イベルメクチンは世界中で40億回以上使われているのに一切の副反応がない、だから金メダルだ、というわけです。
欧米諸国や日本はワクチン一辺倒でコロナ対策を進めてきましたが、接種率が高いのに感染が増えているイスラエルの例を見ても、またブレイクスルー感染が増えていることを見ても、ワクチン「だけ」で大丈夫なのか、と個人的には感じています。
アメリカでは、イベルメクチンの国民への配布を主張したロン・ジョンソン上院議員のYouTubeがバンされました。また感染者が非常に多かったブラジルで、イベルメクチンを使い出したところ感染者が激減し、その事実を受け、「イベルメクチンは効果がある」ということをブラジルの大統領がYouTubeで発言したところ、その動画は削除されました。大統領の動画まで削除しちゃうのですね・・・😭
私はイベルメクチンについてもっと知りたいと思っていたので、よくYouTubeでイベルメクチンを扱う動画を見ていたのですが、投稿した次の日には削除される、しまいにはチャンネルそのものがバンされるというのを多々見てきました。イベルメクチンの効果が知られると困る人がいるんでしょうか・・・。ま、まさか・・・金・・・利権・・・😱
イベルメクチンの効果を語っている方の多くがワクチンを否定しているわけではないんです。大村先生ご自身も「ワクチンを邪魔するつもりはない。」とおしゃっていました。そもそもイベルメクチンはワクチンと対抗するために作られたわけではありませんしね。前回のブログでチラッと名前を出した尼崎の長尾先生もイベルメクチンを使っていらっしゃいますが、反ワクチンではありません。ただただ、重症化を防ぎたいという純粋な思いで日々、今の日本のへんてこりんな制度(コロナがいまだに2類扱い)と戦っているお医者さんです。
実は私・・・先月、イベルメクチン買いました。飲み方等はここでは書きませんが、「予防としても飲める」という話がネット上には出ています。私自身は感染・重症化のリスクは低いと思っていますので(40代女性、基礎疾患なし、標準体重、喫煙・飲酒なし、ストレスなし、運動習慣あり、睡眠不足なし等々のことを考えると)、予防として飲むつもりはありませんでした。「大地震に備えて保存食を用意する」くらいの気持ちで購入しました。
昨日見た動画によると、大村先生は「予防としてはあまり使って欲しくない」そうなんです。それは効果がないとか、そういう意味ではなく、「みんながみんな予防のために飲むと物自体がなくなってしまう」ということを危惧されているそうです。確かに、上でご紹介した国々を見ても、決して裕福な国ばかりではありませんよね。イベルメクチンを使っている国々は、お金がなくてワクチンが買えないから、という国もあったかと思います。(結果として功を奏しただけで)先進国の人たちがこぞって予防でイベルメクチンを買ってしまったら、本当に必要な人たちに行き渡らなくなる可能性があります。それを大村先生は望んでいらっしゃらないようです。「感染したと思ったらすぐに使って欲しい。そのために予備として用意して欲しい。」と話されていたそうです。
動画には大村先生は出演されていませんでした。お電話での出演をお願いしたそうなんですが、「自分はおっちょこちょいだから、間違ったことを視聴者の方に伝えたら困る。」とおっしゃって、視聴者に伝えたいことを動画の投稿者の方にあらかじめ伝え、それを投稿者の方が視聴者に伝える、という形でした。
自分だったら、「私が奇跡の薬を作った真木です!」と自己アピールするところですが、大村先生は謙虚な方のようで、しかもイベルメクチンの特許を放棄されているんです!イベルメクチンで一儲けしてやろう!なんていう気持ちは微塵もないということです。私だったら・・・ボロ儲けを企むところです・・・(笑)
ということで、今日のブログは終わりです。動画の投稿者の方によると、大村先生はイベルメクチンは「神様から授かったような薬」だとしみじみとおしゃっていたそうです。そして大村先生の願いは1つ、日本でもイベルメクチンが治療薬として認められること、だそうです。
菅首相が退陣されることが決まったようですが、私は置き土産を期待しています。去年の秋から多くの方が切望していることですが、コロナを2類から5類に下げ、町のお医者さんが早期に患者さんを診られるようにしてほしいです。インフルエンザ(5類)だって、「インフルエンザかも?!」と思ったら、すぐに病院に行って、タミフルを貰ったりしますよね?どうしてコロナだけ保健所に連絡⇒自宅待機⇒自宅で重症化、なんてことが起きているのでしょうか。コロナっぽいな~となったら、近所の病院に行ってイベルメクチンを処方してもらう、そんな風にできないのでしょうか?菅さん、置き土産お願いします!5類に下げて、イベルメクチンを認可して下さい!(現在でもイベルメクチンを使っているお医者さんはあちこちにいらっしゃるようです。)
文:真木
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