関節を柔らかくする食べ物?!

元々体が硬い方も、加齢とともに柔軟性が低下しているように感じる方も、まずはこまめに動いて、筋肉や関節をできるだけ動かす、そして時々は(嫌いでなければ毎日でも)ストレッチをする、というのが一番だと思います。

 

そう前置きをした上で・・・もし柔軟性を高めるために良い食べ物が存在するとしたら知りたいと思いませんか?今日はそんな野菜をご紹介したいと思います~。

 

 

「酢を飲むと体が柔らかくなる」というのは昔から言われていますが、真偽のほどはよく分かりせん。この説を裏付けるような研究等は見つけることはできませんでした。唯一、見つかったのは、「肥満のラットにヤシ酢を与えると関節の炎症を抑えることができるかもしれない」という、とっても「ふわっとした」研究結果でした。

 

「酢で体が柔らかくなる説」は、料理の際にお肉を酢につけておくと、酢に含まれる酵素によってたんぱく質が分解されて柔らかくなるため、人体も同じように酢を飲むことで柔らかくなる!という発想に至ったようです。私自身、無濾過で酵母入りのリンゴ酢をほぼ毎日、もう数年飲んでいますが、「酢で柔らかくなったな~」という実感は全くありません。そもそも筋肉が酢で分解されたら困ります・・・😅

 

 

硬い方もそうでない方も、余計な話はいいから、さっさと何の野菜なのか書け!と思っていることかと思いますが・・・これを毎日食べたからと言って、ソファにダラ~っと座ってテレビ見てても、体は柔らかくなりませんからね😅あまり期待せず読み進めて下さい。冒頭にも書きましたが、大事なのは、日々、体を動かし、時々がんばって筋肉を伸ばすことです。その日々の努力を補完し、関節をできるだけ健康な状態に保つことを手伝ってくれる野菜、それは・・・

こちらの「アブラナ科の野菜」の皆さんです~!(^^)!

キャベツ、大根、白菜、ブロッコリー、カリフラワー、芽キャベツ、ブロッコリースプラウト、小松菜、チンゲン菜、ケール、菜の花etc・・・アブラナ科の野菜ってたくさんあるんですね!

 

2005年に発表された研究によると、アブラナ科の野菜に含まれるスルフォラファンには、関節の痛みや炎症を起こす酵素をブロックするという働きがあることが分かったそうです。変形性関節症などで痛みがある方はもちろん、運動量が多く関節をたくさん使う方、ジャンプなどを含むスポーツをされる方にとっても朗報ですね😊私自身も時々、股関節に痛みが出て、今ちょうど絶賛痛い中なので、アブラナ科の野菜をもっと食べねばと思い、ブロッコリースプラウトを食べ始めました。

 

スルフォラファンは癌の予防に良いとよく聞きますが、関節にとっても良いというのは少々驚きでした。ということで、柔軟性を高めるには、関節の状態が良いということは非常に重要だと思いますので、是非、アブラナ科の野菜も日々の食事に加えてみて下さい!

 

本日の真木の昼食・夕食では、アブラナ科の野菜はブロッコリースプラウトだけでした。明日はキャベツも追加しようと思います!ちなみに「米は食べないのか?」と聞かれることありますが、もちろん食べます。今日はじゃがいもやらカボチャやらを食べたらお腹いっぱいになってしまい、ご飯は食べれませんでした。でもチーズケーキとチョコはしっかり食べました😊

 

文:真木