真木は5年ほど前から日記を書いています。3年日記を使っており、今の日記帳は2020年から2022年分までを書く形になっています。その日のことを書く前に毎回、去年の同じ日に何を書いたのかを読んでいるのですが、2020年から続いており、解消できていない悩みがあるのです。
日記に書くことは8割以上がシャキットのお客様のことです。(お客様と話したことや、レッスンで気づいたこと、お客様の変化など)残りの2割が、自身のこと、山内さんに対する愚痴、息子のこと、などです。
ちなみに山内さんに対する愚痴は、日記を書き始めた当初は結構多かったのですが、最近はめっきり減りました。これは思うに、文字で書くことで、心を整理しやすくなったということが大きいかと思います。書くことで冷静になり、冷静に考えればそれほど怒るほどのことでもない、自分にも反省点はある、ということが見えてきた気がします。そういう意味では、日記を書き始めたのはとても良かったと思っています。
話を戻します。1年以上続いている「悩み」が何かと言いますと、「胸椎」です。
ちょいちょい日記に出てくるんです。「〇〇さんの胸椎が硬いな~」とか「〇〇の時に胸椎が動いてない人が多いな~」とか「もっともっと胸椎の動きを引き出せるメニューはないかな~」といった言葉が・・・。
胸椎を意識してもらいたい・使ってもらいたいという願いを込めて始めたのがワークアウト第3でした。他のレッスンよりは胸椎を使う動きが多いのですが、「胸椎」だけを考えた場合には、レッドコードだと限界があるように感じました。
そこで、「胸椎にはこれしかないかな」と思い導入したのが、スティックモビリティです。結果どうだったかと言いますと、レッドコードでは引き出せない胸椎の動きをスティックモビリティは引き出せると感じました。そういう意味では「成功」だったのですが、問題点もありました。それは・・・
スティックモビリティは「腰が辛い」と感じるお客様が一定数いらっしゃったということです😭
胸椎の動きが不十分な方というのは、往々にして腰椎を使い過ぎる傾向があります。本来であれば胸椎を使いたい動きでも、そこが硬くて動かないので、無意識のうちに腰椎を過剰に使ってしまい、それが腰痛につながると考えられます。
元々、胸椎の柔軟性が比較的ある方からは、「(スティックモビリティをやると)胸椎や胸郭が動く感じがわかった、胸が開いて呼吸が楽になる」といった肯定的な反応をいただけるのですが、私が本当にスティックモビリティを活用したかった「胸椎の動きが弱い」方々に対しては良い結果を出せませんでした。これは反省中であり、改善策として、今の「スティックモビリティ」とは違う、もう少し「胸椎が硬い方」向けのスティックモビリティ・レッスンを考えねばな~と思っています。新しいレッスンをつくるのはそれなりに時間がかかるのですが、「やります!」宣言をしないと、なかなか重い腰が上がらないので、ブログに書きました😅年内は厳しいかもしれませんが、年明けには始めたいなと思います・・・。スティックモビリティのレッスンを何度か受けたけど、「腰が辛い!そもそもきつ過ぎ!」と感じた皆様、もう一度チャンスを下さい~😅
胸椎は本当に本当に大事です。肩回りが硬いのも、腰が痛いのも、首が痛いのも、肩が凝るのも、呼吸が浅いのも、猫背も反り腰も、もしかしたら原因は胸椎かも、というくらいあちこちに影響を及ぼすのが胸椎です。そもそもご自身の胸椎が硬いかどうかわからないという方は、最後に簡単なテストをご紹介しますので、やってみて下さい。胸椎の全ての動きを網羅しているわけではないので、これが簡単にできたとしても「胸椎のモビリティは十分」とは言えないですが、少なくとも、このチェック方法で「不合格」の場合は、間違いなく胸椎は硬いと言えると思います。
1枚目の画像のように、足は壁から足1個分ほど話して立ちます。壁に後頭部、背中上部(肩甲骨)、腰部、お尻を隙間ができないようべったり押し付けます。特に腰のところに隙間を作らないで下さい。
手は2枚目の画像のように左右の人差し指と親指を合わせて三角形を作ります。
姿勢を崩さないで手を上げていきます。手の甲が壁に付けば「合格」です。甲が壁に付かなかったり、壁に押し付けているどこか1点でも離れてしまえば「不合格」です。特に腰椎が反って、腰に隙間があいてしまったらアウトです。
いかがですか?第一関門クリアできましたか?これをクリアできなかった方は、胸椎硬い方向けスティックモビリティが完成したあかつきには、是非ご参加下さい!
文:真木
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