この1・2週間で「足首をひねってお休み」のお客様が数名いらっしゃいました。なぜかこういうことは多く、「腰痛で休みます」という連絡が重なったり、「肩が痛いのでキャンセルします」という方が短期間で複数出たり。伝染病でもないのに不思議です。なので、今週・来週あたりは足首をひねらないようご注意下さいね~。
足首の捻挫には色々なタイプがありますが、断トツで多いのが画像のようなひねり方です。
そしてこの捻り方をした時に傷めやすいのが、前距腓靭帯(ぜんきょひじんたい)と呼ばれる部位です。この靭帯が伸びてしまったり、ひどい時には断裂してしまい痛みや腫れが生じます。
スポーツ中の激しい捻挫などは別として、日常生活の中で「足を踏み外して軽くひねった」くらいであれば、時間が経過すれば腫れも痛みも収まります。ただし、靭帯はいったん伸びると、痛みが引いても縮まないため、一度捻挫をすると、いわゆる「捻挫ぐせ」がついて捻挫を繰り返しがちになります。
ですから予防が重要になります。足首をひねらないように、足首周りの筋肉を鍛えることも大切ですが、足首周りではない、「ある筋肉」を鍛えることが足首の安定性を高めることにつながり、足首の捻挫予防になります。「ある筋肉」・・・レッスンでもちょくちょく名前が登場しますが、なんだと思いますか?
この赤い部分です!さあ、シャキットのお客様であれば、この筋肉の名前わかりますよね?正解は・・・
☟
☟
☟
☟
☟
☟
☟
☟
☟
☟
中殿筋!
そうです、なんと中殿筋を鍛えることが、足首の安定性を高めることにつながるんです😄!
中殿筋を鍛える動きはレッスンでもいろいろとやっていますが、中殿筋にダイレクト!に効かせやすい動きを1つご紹介です!ゴムバンドを使うので、お持ちでない方はシャキットにご来店の際に試してみて下さい😄
右に歩く時は右の中殿筋が、左に歩く時には左の中殿筋が働きます。スクワットほどに膝を曲げる必要はありませんが、ある程度は曲げて、骨盤を後方へ引くことを意識した方が、中殿筋が働いているのがわかりやすいと思います。つら過ぎれば膝上に、楽なら足首にバンドを巻くようにします。
これからの季節は道が凍り、足元がおぼつかなくなることも増えます。足首をもっていかれないように、中殿筋を強くし、足首の安定性を高めていきましょー!
ところで、今日も最近読んだもので、「なるほどな~」と思ったものを書いて終わりたいと思います。足首を捻って生じる痛みは時間の経過とともに消失しますが、なかなか消えない慢性的な痛みや病気というのは、ほとんどの人が人生のどこかの時点で直面しますよね。でもそんな痛みや病気も、意外なところに原因があるのかもしれない、という話です。
シャキットのお客様の中には医療従事者の方もいらっしゃいますし、私自身も元々は理学療法士の仕事をしていましたので大きな声では言えませんが、実のところ西洋医学はあまり信用していません😅もちろん全否定ではありませんが。西洋医学はどうも人間を「部品」のように捉える感じがします・・・。ここの部品が壊れた、だからその部品を直すといった、まるで車を直すかのように。確かに肉体はある種の「部品」かもしれませんが、人間には心があります。心がその「部品」に与える影響を、西洋医学は無視し過ぎているような気がするのです。
その本にはこんな風に書かれていました。
『病気になりたいと本気で願っている人はいないでしょう。しかし、人は表面意識とは違って、潜在意識では病気を求めているのです。
仕事で挫折した時
勉強に疲れた時
人に叱られた時
恥をかき名誉が傷つけられた時
自分からは休みが欲しいと言えない時
自分の能力に限界や劣等感を感じる時
周囲の過大な期待に押しつぶされる時
ストレスのはけ口がない時
生活の乱れを直せない時
罪の意識に縛られている時
病気の本当の原因は心が弱っていることにあります。回復することを信じ、強く求めれば、その思いが肉体に働きかけるのです。自分は本質的に丈夫であると信じること、希望と信念が決定的に治癒力を高めるのです。』
私自身もにも思い当たる節は多々あります。時々出る股関節の痛みも、もしかしたら自分の心のあり方に原因があるのかもしれません。「痛くなったらチラシ配り行かない口実になる、山内さんが全部やってくれる」という怠け心が原因かもしれません。その証拠に、多少痛くてもチラシ配りに行ってしまえば、案外痛みが引いたりするんです。もっともっと人間の体への理解を深めていきたいと思います・・・
文:真木
コメントをお書きください