コントロールが大事

それにしても・・・道が悪いですね~😭あちこちで埋まっている車を見かけます。私はジムニーに乗っているので、凸凹が激しい道でもあまり気にせず突っ込むのですが、ジムニーでもヒヤッとすることがあります。タクシーや配達の人はさぞかし大変だろうな~と思います。

 

悪路の運転もそうですが、運動も「コントロールする力」が大切です。反動や勢い任せに動くと、働くべき筋肉ではない部分が働いたり、関節などを傷める原因にもなりかねません。

 

今日は、股関節をコントロールする力をつけるのに良いな~と思った動きを見つけましたので、そちらをご紹介します。

 

 

1つ目はこちら👆そもそも、手が床に届かないという場合には、椅子の座面などに手をのせて行ってみてください。片足を開いていき・・・

 

 

上げれるところまで上げて、10秒ほど止まります。

 

腕ではなく軸足、軸足側のお尻、胴回りで体重を支えるように意識しながら、ゆっくりと足を持ち上げ、10秒止めたら、またゆっくりと下ろしていきます。可能な限り真横に開いていくようにがんばってみて下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2つ目は足を後ろに上げた所からスタートです。

上げている足で半円を描くようにして落としていきます。1つ目の動きと同様に腕で支え過ぎないように気を付けます。

 

股関節をコントロールする力だけでなく、もも裏やお尻周りのストレッチにもなりますし、バランスの強化もできる、なかなか優れものの動きだと思います😊いずれの動きも左右各10~20回くらい行うと良いと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

最後にどうでも良い話を・・・昨日、息子が出願先の大学に提出する志願理由書に頭を悩ませていました。「去年と同じでいいかな・・・でも去年書いたやつは高校生活のことたくさん書いてるけど、今年は現役生じゃないしな・・・」とブツブツと言っていました。

 

そんな息子の独り言を聞きながら、自分がシャキットに志願理由書を出すとしたら何と書くかな~などと考えていました。

 

シャキットでレッスンをしていていつも思うことは、私がお客様にトレーニングを教えているように見えて、実のところは私の方が皆様からたくさん教えていただいているということです。学校で習った運動学や解剖学の知識を総動員しても発見できないような気づきを日々いただいています。もちろんトレーニングに関すること以外でも、たくさんの経験を積ませていただき、「人間学」を学ぶ機会を与えてもらっていると思っています。

 

自分がまだ20代だったらこんなことは思わなかったかもしれませんが、私も40代半ばですし、「肉体の強化」だけでは、真なる健康は得られないのではと日々感じています。以前にも「色心不二(しきしんふに)」についてちょろっとだけ書きましたが、「色(肉体)と心は不二であり(二つに分けることができない)、両者は相互に影響を及ぼし合っている」というのは、単なる仏教用語などではなく、この世の真理だと感じています。

 

筋肉を動かし、筋肉をコントロールすることが大切なように、心を正しい方向へ動かし、心をコントロールするという「心の管理」なくして健康は得られないと感じます。身分不相応の欲望が焦りや不安、イライラの原因になったり、怒りが相手だけでなく実は自分自身を傷つけたり、愚痴や不平不満が体内の毒素となって血管や神経をもゆっくりと破壊したり・・・

 

だからこそ、肉体の強化だけを追求するのではなく、心のコントロールも追求したい、「色心不二」をお客様と一緒に探求し続けたい!とシャキットの志願理由書には書きたいと思います・・・😊

 

文:真木