股関節が柔らかくならないのは・・・

見て下さいよ~、レタスチャーハン+陳健一伝授のエビチリ😍いつもの出勤時間より少し遅めに来た山内さんが、ランチを作ってきてくれました~。ちょいちょいブログ内で山内さんのことをおちょくる真木ですが、今日は山内様と呼びたいと思います😆おいしかったです、山内様🙏ちなみにこの話はなんのオチもないですし、今日の話とは何の関係もありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

靭帯(じんたい)と聞いて、思い浮かべる部位ってありますか?スポーツをする方でしたら、膝の前十字靭帯などを思い浮かべる方が多いかもしれないですね。靭帯は膝だけでなく、関節がある場所であればどこにでも存在します。例えば・・・

 

 

骨盤周り!見て下さい、白い糸みたいのがたくさん付いていますが、これ全て靭帯です。靭帯の役割というのは、骨と骨をつないで、補強することです。「補強」ですから当然フニャフニャというわけにはいきません。靭帯は「強靭」なコラーゲンの線維でできているのです。

 

 

更にズームインして見てみると、股関節には、腸骨大腿靭帯、坐骨大腿靭帯、恥骨大腿靭帯という3つの靭帯がついています。中でも腸骨大腿靭帯は、人体で最強の靭帯と言われています。ジンタイで最強のジンタイ・・・

 

そんな強靭な靭帯が3つもつく股関節ですから、股関節を柔らかくしたいからと一生懸命に筋肉のストレッチをしていても、そもそもこの根元部分がガッチガチになっていると、いつまでも股関節の柔軟性が改善しないということにもなりかねません。

 

 

何気なく立っている時の立ち姿がこんな感じの方はいらっしゃいませんか?お腹が過度に前に出て、背中の上部が後ろに引かさっているため、骨盤に腹部も胸郭も乗っていません。こんな立ち方がクセになっている方は、もしかしたら股関節の靭帯(特に腸骨大腿靭帯)に過剰に負荷がかかっているかもしれません。

 

立ち姿勢の時に本来働くべき腹筋群や大殿筋、その他の股関節を支えるための筋肉が弱っていると、筋肉の代わりに腸骨大腿靭帯が体重を受け止めようとします。さすが人体最強の靭帯、頼りになりますね・・・という話ではありません。靭帯の役割は骨と骨をつなぐことであって、体重を支えるべきは靭帯ではなく筋肉です。

 

「私はこんな立ち方しない」と思ったアナタ様!シャキットの店内で壁に貼ってあるスケジュールを見ている時の立ち姿がこんな感じになっている方は、意外に多いんですよ~。決して他人事ではありません。

 

 

 

では、最後に股関節の根元(特に後ろ側)をほぐすストレッチをご紹介します。上記のような立ち方をするクセがある方はもちろん、股関節の柔軟性に伸び悩んでいる全ての方におすすめです。

 

下記の動画が分かりやすかったので真似してみて下さい。音声による説明はありません。横から、前から、後ろからと全方向から見たパターンが出てきます。足のつける位置やどの程度の負荷で行うかなども分かるかと思います。どこが伸びるかも手で示してくれており、至れり尽くせりです😊動画を見ていただけれ分かると思いますが、いわゆる普通のストレッチのように、力を加えて伸ばすとか、反動をつけて伸ばすという必要は一切ありません。リラックスして片側30秒から1分ほど止まるだけです。根元の伸びを感じ取れるでしょうか?

 

文:真木