見極めるのは難しい

 

今朝、見ていたYouTube動画に、画像の方が出てきました。亡くなって10年以上経ちましたが、いまだに誤解されている方だと思います。なんだか気の毒なので、まずはこの方のことを書こうと思った次第です。運動とも健康ともな~んの関係もないのですが😅

 

名前、覚えていますか?2011年に殺害されたリビアのカダフィ大佐です。42年間にわたってリビアを支配した「独裁者」です。カダフィ大佐は本当に「リビア国民を苦しめる独裁者」だったのでしょうか?カダフィ大佐時代のリビアはどんな国だったのでしょうか?カダフィ大佐はリビアでどんなことをしていたのでしょうか?

 

●「支援する」という甘い言葉で近づいては発展途上国を搾取するIMFに抵抗して、アフリカ銀行を作ろうとした

 

●アフリカを豊かにするためにアフリカ合衆国をつくろうとした

 

●健康保険は無料、教育も無料、電気代も無料、所得税もなし

 

●全国民に家を持たせ、失業者には無償で提供

 

●農業を始めたい人に土地や肥料などを提供

 

●新婚夫婦に約500万円支給

 

●石油の売上の一部を全国民に現金で支給

 

●強い経済力を持っていたため、リビア国民は多くの国にビザなしで渡航ができた

 

●リビア国民の識字率は10%程度から約86%まで大幅上昇

 

●カダフィ大佐に対するリビア国民からの支持率は高く、多くの国民に慕われていた

 

 

 

どのあたりが「独裁者」なんでしょうか?日本の政治家よりよほど国民思いのように思えます。リビア国民に支持されていたカダフィ大佐はなぜ殺害されてしまったのでしょうか?

 

もちろんそこにいたのは、毎度お馴染みアメリカのネオコン(要は武器商人)です。コナンがいる所では事件が起こるように、アメリカのネオコンがいる所で起こるのは、爆撃・テロ・戦争。「リビアをもっと良くする」と言ってネオコン・オバマ政権がリビアを爆撃。70万人の家を破壊し、リビアのGDPは半分以下になり、リビア難民が溢れることになりました。カダフィ大佐の資産も行き先は不明なんだそうです。上の画像はNATOによる空爆に反対するカダフィ大佐の支持者たちです。

 

こちらはたまたまテレビのインタビューを受けていたネオコン・ヒラリーさんのもとに、カダフィ大佐死亡のニュースが入った時の様子です。「He died!彼は死んだ!」と満面の笑みです。リビア国民の幸せな未来を喜んでいるというよりも、「カダフィざまあ~」のように私の目には映ります。

 

ネオコンは、アフリカ銀行だのアフリカ合衆国だのを勝手にすすめようとするカダフィ大佐が憎かったのでしょう。アフリカが力をつけてアメリカドルを脅かす存在になることをネオコンが許すわけがありません。ネオコンが邪魔者を消す時には、メディアを使って邪魔者を「悪者」に仕立て上げて、「正義」の名の元に抹殺する・引きずり下ろすというのが常套手段のようです。かつて田中角栄元首相が逮捕されたのも同じようなやり口だと思います。殺されなかっただけ良かったのかもしれませんが。

 

こちらはネオコン・バイデン大統領。アメリカのネオコンは常套手段をまた使うつもりなのでしょうか。

 

バイデン大統領が3月26日にポーランドのワルシャワで行った演説で、「神の御名において、この男(プーチン)が権力の座に居座ることはできない」と口を滑らせました。これは原稿になかった言葉だったそうで、ブリンケン国務長官は「アメリカはロシアの政権転覆を狙っているわけではない」と火消しに奔走しているそうですが、本音が出ちゃったに違いありません。こういう言葉は国際法違反に当たるそうです。

 

この前のめり発言はさておき、バイデン大統領はアメリカからウクライナへの武器支援が少なくとも20億ドルを超えていることも演説で話していました。アメリカの武器支援を誰より喜んでいるのが、他ならぬアメリカの軍需製品メーカーです。そのうちの1つ「レイセオン」のグレッグ・ヘイズCEOは「紛争地域で緊張が高まれば高まるほど軍事費増加になる。わが社が利益を得られることを強く期待する。紛争はビジネスにとって良いことだ。」とある記事で語ったそうです。バイデン大統領といい、ヘイズCEOといい、ずいぶん正直者ですね。ネオコンの皆様の願いは「平和」などではなく、「永遠の戦争」のようです。

 

ヨーロッパではこのところ世論に変化が出てきているようで、今、行われているのは「悪魔プーチンがかわいそうなウクライナを突如侵攻」ではなく、「反ネオコンのプーチンに対して、戦争をしたくてしたくて仕方ない&ロシアを弱体化させたいネオコンが戦争をふっかけている」という論調が増えてきているそうです。世界大戦になっても、ヨーロッパには得はなく、得をするのはアメリカのネオコンだけ、ということにヨーロッパの人は気づき始めている、ということのようです。岸田首相はずいぶんとウクライナに肩入れしているようですが、ネオコンの口車に乗せられて、日本の国益を損なうようなことをしないよう願うばかりです・・・😣

 

事実を見極めるというのは本当に難しいな~とつくづく思います。ということで、今日はこれで終わりです・・・というわけにはさすがにいかないので、最後に腸腰筋が硬くなっていないかを見極めてみていただきたいと思います!

 

 

腸腰筋は、腰椎から始まる大腰筋と骨盤の内側から始まる腸骨筋を合わせた呼び方です。座る時間が長い人は硬くなりがちな筋肉です。また、骨盤が前傾気味の方は腸腰筋の柔軟性が不足している可能性があります。

 

腸腰筋が硬くなっているかを見極めるために、下記の2つのポーズをとってみてください。

1枚目の画像の姿勢をとった時に矢印部分のつっぱりが強い方は腸腰筋が硬くなっているかもしれません。また、2枚目の画像の姿勢をとった時に、矢印部分が痛いor腰椎が押しつぶされる感覚が強い場合にも、腸腰筋が硬くなっている可能性があります。

 

腸腰筋が硬い可能性がある方は、ぜひストレッチをしていただきたいと思います。方法はさまざまありますが、この方法は初見だったので、シェアさせていただきます~😄

 

テーブルのようなものが必要となります。高さは膝から腰の間であればOKです。片足をテーブルに乗せ、まずは1枚目の画像のようにお腹をつけます。これが余裕であれば、体を起こし肘をつけます。さらに余裕があれば肘を伸ばし、さらにさらに余裕があれば、床についている足を少し前に出します。どの体勢までいけますか?

 

どの体勢であっても、大事なのはリラックス・脱力です。鼻から4秒で吸って、口から8秒で吐くを繰り返してみて下さい。左右それぞれ最短2分間、辛くなければ5分間でも良いそうです。テーブルが必要なので少々面倒ではありますが、間違いなく伸びます😊

 

文:真木