突然ですが、じゃがいもとさつまいも、どちらがお好きですか?もしこれから一生どちらか一方しか食べられれないとなったら、どちらを選びますか?真木は・・・いまだかつてこんなに悩んだことがあるかというくらい悩んでいます・・・。いももち、ポテトサラダ、コロッケなしの人生に耐えられるだろうか・・・でも干し芋、大学芋、焼き芋なしの人生にも希望が感じられない・・・僅差でさつまいもだろうか・・・道民なら頑としてじゃがいもを選ぶべきか・・・どうでもよい話でした。
先日、シャキットファームが初日を迎えました~。山内さんに朝の8時に現地集合!と言われ、定休日なのにかったるいな~と思いながらも畑に向かいました。証拠もあります。
これ山内さんとのラインのやりとりです。我が家から畑まで30分ほどかかるので、しっかり7:27に出てますね~。8:01には畑に到着。我ながら感心しちゃいます。
ところで7:32に「今おきた」という山内さんは一体何時に畑に来たと思いますか?8:25分です。畑なんてやめて、労働基準監督署にパワハラの相談に行こうとも思いましたが、その気持ちをぐっと抑えて、耕しましたよ~。去年は土がガッチガチで4時間くらいかかったのに、今年は土が柔らかく1時間ちょっとで終わりました。
その後、苗・種の物色のためにホームセンターへ。まずは毎年熾烈な争奪戦が起きるさつまいもの苗コーナーへ行きました。案の定、強者たちが群がっていましたよ~😱さつまいもの中で最も糖度が高いと評される「紅はるか」は1つも残っていませんでした。ホームセンターの方いわく、入荷しても秒でなくなるそうです。
紅はるかはあきらめ、我々が選んだのは「鳴門金時」です。スーパーでも見かけますが、ちょっとお高めの印象があります。もし栽培成功すれば儲けものだ!というよこしまな気持ちで5袋買いました。
ただ不安もあります。鳴門金時はその名の通り、徳島県鳴門市が主な栽培地です。果たして北海道の土で、しかも素人が鳴門金時など育てることなどできるのでしょうか・・・😅収穫の秋が楽しみなような怖いような・・・。
話をさつまいもVSじゃがいもに戻したいと思います。似た者同士と思われがちですが、植物学的には全く別物です。じゃがいもはピーマンやトマトと同様にナスの仲間なんだそうです。意外!
原産地はじゃがいもが南アメリカ大陸アンデス山脈、さつまいもが中央アメリカ(メキシコからグアテマラにかけて)ということで、わりと近い?
じゃがいもの方が一足先に日本に入ってきたらしいのですが、じゃがいもはアンデス山脈と気候が全く異なる日本では栽培が難しかったようで、江戸時代はさつまいもの方がが普及していたそうです。その後、飢饉対策としてどちらも栽培が奨励され、一般的に普及していったようです。
ところで、日本の食料自給率は右肩下がりです😭2020年には統計開始以来、過去最低を記録してしまったそうです。コロナが始まったばかりの頃、自国民の食料を確保するため、他国への輸出をやめた国がたくさんありました。食料そのものだけでなく、日本は肥料も他国の輸出に頼っています。もしまた食料や肥料が調達できないような事態になれば・・・日本人飢え死にです😭日本人の生殺与奪の権を外国に握られているようなものです😭
今はスーパーに食料品が溢れていますので、「食料危機」と言われてもピンと来ないかもしれませんが、確実に迫っているのではないでしょうか・・・。
画像は農林水産省のホームページに載っていました。お米は素人には無理としても、芋ならいけますよ!食料危機に向けて、誰もが芋を育てておくべきかもしれません。なんなら芋の育て方やサバイバルの方法を学校の授業に組み込んでほしい・・・。
そんな頼れる存在であるじゃがいもとさつまいも、栄養的には違いはあるのでしょうか?
まずは食物繊維。どちらも食物繊維が豊富ですが、軍配はさつまいもに上がります。特に便の「かさ増し」になる不溶性食物繊維はさつまいもが倍以上です。それがさつまいもを食べるとおならが出やすくなる原因でもありますが・・・。立派な💩をご希望の方は、さつまいもを😄
食物繊維以外はどうでしょうか?どちらもさまざまな栄養素を含んでいますが、画像のデータによると・・
😀たんぱく質→じゃがいもが多い
😀ビタミンC→さつまいもが多い
😀ビタミンB6→じゃがいもが多い
😀葉酸→じゃがいもが多い
😀ビタミンB1(チアミン)→さつまいもがやや多い
😀ビタミンB2(リボフラビン)→さつまいもがやや多い
😀ビタミンB3(ナイアシン)→じゃがいもが多い
😀ビタミンB5(パントテン酸)→さつまいもが多い
😀マグネシウム→じゃがいもが多い
😀リン→じゃがいもが多い
😀カリウム→じゃがいもが多い
😀鉄→じゃがいもが多い
😀マンガン→さつまいもが多い
といった感じで、甲乙つけがたいですね~!1つだけ含有量が全然違うものがあります。それが、ビタミンAです。圧倒的にさつまいもに多く含まれます。ビタミンAは目や皮膚の粘膜の健康維持に大切な栄養素だそうです。不足すると、視力の低下(特に暗い所)、ドライアイ、色の識別力の低下などを生じるそうです。夜に運転される方は、運転前にさつまいもをどうぞ!
ということで、今年の秋には格安で鳴門金時を皆様にご提供できることを夢みて畑がんばります!まあ、畑担当は山内さんですがね😄
文:真木
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