5:2プチ断食

先日、ワークアウト第2のレッスン後にあるお客様とおしゃべりをしました。その方、ワークアウト第2が大嫌いなのにもかかわらず、がんばって続けてくださっています。努力の甲斐あって「辛くなくなってきた」とのことでした。大体週2回のペースでご来店くださっている方なのですが、「やめたら太るという恐怖で続けている」ともおしゃってました😅継続してくださっていることはこちらとしては大変ありがたいことですが、運動の理由が「恐怖心」というのが、ちょっと申し訳ない気持ちにもなりました😅

 

ところで一時期、真木が激推ししていた「プチ断食」ですが、最近ブログでもほとんどふれることがありませんでした。今でも減量したい方に一番におすすめしたい方法であることには変わりありません。

 

真木は「プチ断食」と呼んでいますが、正確には「間欠的断食」と呼ぶようです。方法もさまざまありますが、真木推奨の方法は

 

食べる時間を1日の8時間以内に抑え、残りの16時間は水、お茶といったカロリーのない飲み物以外は口にしない

 

という方法です。ちなみに私自身が数年前にこの方法を始めた時には、1回目の食事を12時、最後の食事を20時までに終えるという形で行っていました。最初の頃は12時から20時までの間に3食を詰め込み、間食もしっかりしていました。現在は1回目の食事が12時、最後の食事は16~17時、1日2食で間食はあまりしなくなりました。

 

プチ断食を始める前は、今では考えられないほど「常時」食べていました。レッスン前に食べ、終わったら食べ、ちょっとした隙間時間にも何かしら口に入れていました。山内さんに聞いてみて下さい。事務所にいる時の私は常に、常に、文字通り常に食べていたのです。

 

そんな私がプチ断食を始めてみようと思ったのは、よく見ていたユーチューバーたちがプチ断食を絶賛していたので、「そこまで言うなら実験的に始めてみようなかな」という軽い気持ちからだったかと思います。今となってははっきりとは覚えていないのですが、最初の1カ月くらいは12時までが長くて長くて、特に11時からのレッスンの後半は「頭の中が食べ物のことでいっぱい」というような状態でした。(あの時のお客様ゴメンナサイ😅)

 

どれくらいで慣れていったのかは記憶が定かではないのですが、数年(4年、5年?)経過した今だから言えることは、「始めてみて本当に良かった」ということです。今ではプチ断食をしているという感覚もありません。今の食べ方が当たり前になっています。将来的には(今ほど体を動かさなくなったら)1日1食にしたいな~とすら思います。

 

プチ断食をして良かったと感じる理由はこんな感じです。

 

😄朝食を食べない分、時間もお金も節約できる→料理が苦手な真木にとっては大変嬉しいことなのです。

 

😄食欲に負けなくなった→これが1番の変化だと思います。以前はちょっとお腹が空くとイライラしていたのですが、今では空腹が快感で、お腹が鳴るとなんだか得した気分になるという変態になれました(笑)

 

😄食べ物の内容が変わった→ジャンクフード、加工食品などが減りました。空っぽの胃にそういうもを入れたくないという思いから、最初の頃は我慢していましたが、そのうちそういう物を食べたいという欲求があまり起きなくなりました。

 

😄下っ腹の脂肪が取れた→体重を計る習慣がないので体重の変化はわからないのですが、明らかに下っ腹のぜい肉は取れたように思います。下っ腹は運動でもなかなか落とすのが難しい部位なので、これは嬉しい変化でした。

 

😄すこぶる調子が良い→プチ断食前も調子が悪かったわけではないので、プチ断食効果なのかは謎ですが、とにかく体調が良いです。毎日よく眠れますし、便秘とも風邪とも無縁です。体力も二十歳の息子に負けてないようにすら感じます。

 

ということで、今の体に満足されていない方には、強く強くおすすめしたいプチ断食ですが、ハードルが高く感じる方が多いことも重々承知しています。

 

「16時間は無理、仕事が不規則だから無理、家族と一緒にご飯を食べたいから無理」などなど、いろいろと理由はあると思います。真木のように『シャキットという超お気楽な職場+一人暮らし』というプチ断食に最適な環境にはない方が大半ですので、習慣を変えることは難しいとは思います。

 

そんな方はまずは「5:2プチ断食」に挑戦してみませんか?

 

5:2プチ断食は1週間のうちの5日間は普通に食べ、残りの2日間はプチ断食をするというものです。普通に食べて良い日は2000kcalを目安に食べてOKです。プチ断食をする日は1日1食ないし2食で500kcal程度に抑えます。どの曜日にプチ断食をするかは決まりはありませんので、「一番実践しやすい日」に行うことができます。

 

5:2プチ断食とカロリー制限ダイエットの最大の違いは、「継続しやすい」という点にあります。5:2プチ断食とカロリー制限ダイエット(1日のカロリー摂取量を1500kcal以下に抑える)を比較した研究では、6か月後の減量の度合いはいずれのグループも同程度ではあったのですが、被験者たちの感覚には大きな差があったようです。5:2プチ断食のグループの大半は実験期間中もつらさを感じることはなく、実験後も5:2プチ断食を継続可能と感じた一方、カロリー制限ダイエットのグループは実験期間中、空腹感を苦痛に感じることが多かったようです。

 

減量の最大の敵は「リバウンド」ですよね。継続が難しいカロリー制限ダイエットは、やめてしまえばリバウンドの危険性が伴います。「継続が簡単」というのは非常に重要なポイントだと思います。

 

プチ断食をする2日間に何を食べるかということですが、画像のようなお弁当も最近はよく売られているようですが、おすすめはこういったものではなく・・・

こんな感じがおすすめです。要は、炭水化物を抑え、たんぱく質と食物繊維を多く摂れるメニューです。その理由はひとえに「満腹感」です。1日1食となると満腹感とその満腹感の持続が重要になってきます。カロリーを抑えたまま満腹感を出すには食物繊維、満腹感を持続させるにはたんぱく質が重要となります。野菜、きのこ、海藻といった食物繊維+肉、魚、卵、豆類といったたんぱく質をしっかり摂れば、1日1食(2食)でもさほどの空腹は感じないと思います。

 

いろんなダイエットを試したけどイマイチ効果が出ないという方、だまされたと思って是非、挑戦してみて下さい😊

 

文:真木

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コメント: 2
  • #1

    西谷 (土曜日, 27 8月 2022 07:44)

    プチ断食去年の6月から継続中です。単に朝食抜きで会社の昼休憩が月毎に11:30と12:30の2パターン。平日は夜食べわるのが21時というところで16時間空くことは稀ですが。

    朝起きても食べなくて良いというのは時間も心も余裕できましたし【食欲に支配されなくなった】というのは大きなメリットだと実感します。

    私の場合は満腹感に炭水化物が欠かせません。10年以上無農薬有機栽培のあきたこまち玄米を秋田の農家さんから買っています。ただし最近は昼も外で揚げ物多めなんですけど( 笑 )、太らなくなりました。

  • #2

    シャキット真木 (土曜日, 27 8月 2022 08:58)

    やっぱり食欲に支配されなくなりますよね~。たかだか1食抜くだけなのに、この変化には驚きですし不思議に思います。

    玄米はミネラル等の栄養素が豊富なので、5:2ファスティングでも活用できそうですね!500kcalしか摂取できない日にカロリーの大半を白米で摂取してしまうともったいない感じがしてしまいます。個人的には500kcalを白干し梅干し+ゴマ塩+玄米+キノコ盛り盛りの味噌汁で摂取するとなると、どれくらいの玄米を食べられるのか気になるところです。