前回、『更なる柔軟性のために必要なたった3つのストレッチ』というYouTube動画のうち、1つ目のストレッチをご紹介しました。今日は残りの2つのご紹介です~😀
1つ目のストレッチは真木は初見でしたが、今日の2つはやや近いものをレッスンで行っています。どのレッスンで行っているものか分かる方はよほどのシャキットマニアかも・・・🙄
まずは足を骨盤幅かやや広めくらいに開いてしゃがみます。その時に鼠径部にタオルのような物を入れておきます。
1枚目の画像のように足裏がべったりと床に付かないという場合には、2枚目の画像のようにかかとの下に何かを入れ、しっかりと足裏に体重がかけられるようにします。
手の平を床につけ、挟んでいるタオルが落ちないように気を付けてお尻を上げていきます。画像のように膝が曲がっても全く問題ありませんが、伸ばせる最大限のところまで伸ばして下さい。
床に手の平をつけることが難しい場合には、足指を握って行ってもOKです。お尻の上げ下げを10~20回ほど繰り返し、最後に上げたまま数十秒止まります。もも裏、膝裏、お尻周りや腰回りといった体の裏面を伸ばすことができます。
このストレッチに似たものをワークアウト第3の一番最初に行います。参加されている方はご記憶にあるでしょうか。第3で行う時には、ここまで上体は倒れていないので、多くの方は膝を伸ばしきることができています。あの時も伸びを強くしたければ、上半身を深く倒す、それもおへそから倒すのではなく、鼠径部から深く倒すことを意識すると良いと思います。
3つ目のストレッチです。1つめは体の前面、2つ目は体の後面を伸ばしましたが、3つ目は体の側面を中心に伸ばします。
つま先を外側に向けて片膝立ちになります。
骨盤を立てている膝側に押し込んでいきます。この時、膝はできるだけ開いていきます。手は1枚目のように太ももの上でも良いですし、床につけられる場合にはつけて下さい。また、お尻を突き出さないよう気をつけて下さい。骨盤が前傾しやすい方は、恥骨を前に出し骨盤を若干後傾させるように意識します。
床についていない方の腕を伸ばしていきます。この時に最も気をつけなければいけないことは、腕を伸ばすことではなく、上半身を前方に倒さないようにする、ということです。脇を天井に向けるようにイメージすると良いかと思います。
このストレッチ、見覚えがありますか?似たようなものをソフトSMの一番最後にやりますね。ソフトSMでは棒があるので上半身が前方に倒れない(倒れられない)というメリットがありますが。
ということで前回分と合わせて3つのストレッチをご紹介しました。
『更なる柔軟性のために必要なたった3つのストレッチ』というのがこの動画のタイトルですが、体の前面・後面・側面の全てを伸ばすことができるという意味では、確かに優れものの3つだと思います。
ストレッチもいろいろとありますが、何か決まったものをず~っとやり続けるというのも良いと思いますし、飽き性であるならば手を変え品を変えで色々な形を試すのも良いと思います。
柔軟性を高めるというのは、筋力をつける以上に時間がかかるかもしれません。ある一定の年齢を超えると、ほっておくと筋力が落ちていくのと同様に、柔軟性も間違いなく低下していきます。筋力にしろ柔軟性にしろ「一直線に右肩上がり」は難しいですが、現状維持もしくは緩やか~に上げていくことは可能です。必要なのは継続する努力、それだけです。それが一番難しいんですがね・・・
文:真木
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