お餅とお尻

前回は『ピザと腹筋』というタイトルだったのですが、今日は『お餅とお尻』です。

 

お餅・・・この存在はどれほどの幸福感を私に与えてくれているか・・・見て良し、触って良し、食べて良し、おまけに腹持ちも良し。私にとって完璧な食べ物です。

 

明日死ぬと分かっていたら、最後の晩餐は何にしますか?私は大好きなお蕎麦とお餅の合作、力そばを食べたいです😍

 

そんなお餅と似た部位が人体の中にはあります。それが・・・お尻です!ただの持論ですが。

 

 

赤ちゃんの頬っぺもお餅っぽいですが、それは赤ちゃんならではのもので、歳を重ねるごとに体の水分量は減少し、モチモチ感は残念ながら失われていきます。

 

でもお尻はどうでしょうか?お尻も放ったらかしにすれば、筋肉が落ち、弾力感は消え、形は崩れて太ももと同化し、お餅というより煎餅のようになりがちです。でもありがたいことにお尻は大きな筋肉で出来ているので、手入れすることで年齢に関係なく、綺麗な形もお餅並みの弾力感も維持することができます。

 

「プリップリのお尻」という表現がありますが、「モッチモチのお尻」というのもイイ感じだと思いませんか😆ちなみに画像は様似町(日高管内)の銘菓ならぬ迷菓だそうです。正に「モッチモチのお尻」ですね。

 

 

手入れされた(鍛えられた)お尻とお餅の共通点は弾力感だけではありません。もう1つの共通点が「伸びる」ということです。

 

前回は腹筋(腹直筋)の伸び縮みについて書きましたが、今回は大殿筋(だいでんきん)の伸び縮みについて考えたいと思います!大殿筋もレッスンでよく登場する筋肉です。

 

ヒトをヒトたらしめている筋肉、それが大殿筋です。ゴリラも時々歩きますが、その歩き方は左右へのブレが大きく、ヒトに比べれば「ヨタヨタ感」が否めません。

 

平均握力が500キロで成人男性の10倍もあり、全身の筋肉量もヒトを遥かに凌ぐゴリラですが、大殿筋だけはヒトの方が発達しています。だからこそヒトは安定した二足歩行が可能なのですね。

 

 

前回、筋肉の伸び縮みを意識する際には、その筋肉がどういう走行をしているかを思い浮かべると、伸び縮みを感じ取りやすいということを書きました。では大殿筋の走行はどうなっているでしょうか?カタカナの「ハ」のような感じですね。

 

 

 

レッスンの時は便宜上、「大殿筋が上下に伸び縮みする」という言い方をしますが、上方内側から下方外側に伸び縮みすると言う方が正確ですね。

 

また大殿筋下部は筋肉の走行角度が上部より緩やかになるので、お尻の下部は上下よりも左右に伸び縮みする感覚が強いかもしれません。お尻の穴を締めたり開いたりしてみると、お尻の上部と下部で筋肉の走行に違いがあることが感じ取れるかもしれません。

 

ということで、「筋肉伸び縮みシリーズ第2弾」は大殿筋でした!腹直筋とあわせて大殿筋の走行方向もぜひ頭の中に叩き込んでおいてください😄第3弾は・・・あるのかないのか自分自身もわかりません😅