画像はアメリカの「セレブ」の皆さんです。ハリウッド・スターと呼ばれる方々ですね。全員、手にボトルを持っていますが、何を飲んいると思いますか?
コンブチャ
です。今はわかりませんが、一時期(5,6年前?もっと前??)にハリウッドでコンブチャが大ブームになりました。ユーチューブでも「意識高い系アメリカ人」がコンブチャについて語っている動画をよく見かけました。当時の私は「ついにアメリカ人も昆布茶の存在に気付いたか~。」と思って、そういった動画を見ることはありませんでした。
どうやらコンブチャは昆布茶のことではないらしい、という事実に気が付いたのはしばらくしてからでした。
Kombuchaは昆布茶ではなく、紅茶キノコのことだったのです。紅茶キノコはご存知ですか?日本では1975年くらいからブームになったそうです。
我が家にもありました。私は小学生だったかと思います。母が台所のシンクの下から大瓶に入った「何か」を夜な夜な飲んでいたのを覚えています。もちろん当時の私はそれを紅茶キノコとは認識していなかったのですが、今思えばあれは絶対に紅茶キノコです。冷蔵庫ではなく何故かシンクの下に保管されている得体の知れない液体・・・ちょっと不気味な見た目なのに母は大切そうにしていました。今だったら怖いもの見たさで私も一杯となるところですが、小学生の私にその勇気はありませんでした。
紅茶キノコの発祥の地については諸説あるようです。ウィキペディアには「東モンゴル原産で、後にシベリアでよく飲まれるようになった発酵飲料」と書かれていました。
紅茶キノコと言ってもキノコは入っておらず、浮いているのは「菌塊」です。この菌塊はスコーピ―とも呼ばれ、スコーピ―がキノコのように見えるということで、日本では紅茶キノコという名がついたようです。ちなみに英語圏でコンブチャと呼ばれるようになったのは、英語圏の人が菌塊を昆布と誤解したからだそうです。キノコも昆布も入っていないなんて・・・ややこしいですね😆
小学生の頃には手を出せなかった紅茶キノコですが、数十年の時を経て飲んでみることにしました!と言ってもティーパックですが・・・
Yogiというメーカーのものです。Yogiの商品はいくつか飲んだことがあったので、コンブチャもいけるだろうと思ってネットで買ってみました。
原材料などあまりよく見ずに買ったのですが、届いた物を見てみると、原材料は
有機緑茶の茶葉
有機レモングラス
有機スペアミントの葉
有機乾燥コンブチャ(紅茶を発酵させたもの)
有機パッションフルーツ香料
有機プラム香料
となっていました。もはやこれをコンブチャと呼んでよいのかどうかはわかりませんが、飲みやすかったです。こうなってくると、本物の紅茶キノコがどんな味なのかますます気になります・・・。
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