厳しい幕開けとなった2024年ですが・・・気づけばもう1月も半ばになっていました。ようやく今年初めてのよもやま話です。
ところで年始に何か抱負・目標は立てられましたか?私は未来を透視する能力は持っていないはずなのですが、目標を立てても3日後くらいにはきれいさっぱり忘れている自分の姿がありありと視えたので、今年は目標を立てるのを控えました😆
なので「目標」というほどではないですし、今までもそれなりに気にかけてはいたのですが、今年は更に意識してみようかと思っていることがあります。それが
今日のよもやま話のタイトルにもした「ストロング&ロング、strong and long」です!
トレーニングをする目的は人それぞれです。体を引き締めたい、基礎代謝を上げて痩せやすく太りづらい体になりたい、体力をつけて疲れづらくなりたい、腰痛や肩こりなどの不調を改善したい、姿勢を良くしたい、などが多いかと思います。
目的がなんであれ、それを叶えてくれるのは「筋肉」です。弱い筋肉では上記の目的は達成できません。なので「強い筋肉をつくる」というのは上述の目的を持っている方が最初に目指すべき項目だと思います。
そうです、「最初」に目指すべきことです。ではトレーニングを何カ月・何年と続けられている方が、次に目指すべきはどんな筋肉なのでしょうか。それが・・・ストロング&ロング!強くて長い筋肉です😄
東日本大震災の時に被災地にうどんを送ろうとした香川県が、水不足等を理由に支援をやんわり断られてしまったたことを反省し、能登半島へはうどんのみならず、炊き出し要員とうどんを茹でるための水も運び込んだというニュースがありました。他の支援物資ではなく、あくまでもうどんにこだわる香川県のうどんへの執着・・・ではなくうどん愛に脱帽です。
なぜ突然うどんの話をしたかと言います・・・「ストロング&ロング」という言葉でうどんが頭をよぎったからです。深い意味はありません😓いやしくてスミマセン😅
トレーニングに慣れてきた、もうすっかり慣れているという方には、次の段階として、コシの強い讃岐うどんのようなストロングでロングな筋肉を目指していただきたいのです!
ストロングはわかるとして、ロングってどういうこと?と思われるかもしれません。要はしっかりと伸びる、つまり柔軟性のある筋肉ということです。
「筋トレはまだ我慢できるけど、ストレッチは・・・」というお声はよく聞きます。確かにストレッチはツライですよね😭やっている間は痛い、効果が実感できるようになるまで長い時間がかかる、やらなくなるとすぐ元に戻る、という具合に、ストレッチは継続が難しいものだと思います。
そんなストレッチ嫌いの方に朗報でございます!
ある実験をご紹介します。被験者は3つのグループに分けられました。
グループAにはストレッチをがんばってもらいました。グループBには「あること」をしてもらいました。「あること」については、後ほど種明かしします。そしてグループCは特に何もしませんでした。
数週間後、グループAとグループBの被験者の柔軟性が向上しました。もちろんグループCは変化なしです。グループAとグループBの柔軟性の改善具合は同程度でしたが、違いもありました。それはグループBは筋力の向上もみられたという点です。つまりグループBはストロングでロングな筋肉を手に入れることに成功したのです!グループBが何をしたのか気になりますよね~😆
グループBが行ったのは「エンドポイントend point」を意識した筋トレです。
イラストの動きはワークアウト第1で行っているものですが、どれだか伝わるでしょうか・・・。イラストでは手にクッションは持っていませんが、レッスンでは持っている方もいらっしゃいます。
この動きの時、私が「落とす時に(軸足の)大殿筋が伸びていき、上がる時に縮んでいきます。」と言っていることは記憶にありますでしょうか。(大殿筋はお尻の筋肉です。)
この動きを例えにするならば、「エンドポイント」は骨盤を落としきって、「大殿筋が最大限に伸びた地点」になります。
大殿筋が伸びているのでストレッチになっており、なおかつ筋トレなので大殿筋の強化にもなっています。私がレッスン中に「いけるところまで落として下さい、できるだけ深く落として下さい」というようなことを言うのは、筋力強化という意味ももちろんありますが、同時に深さを意識することで柔軟性も上げることができるからなのです。
「そんなこと言われても落ちない」というご意見もあるかもしれませんが、それで良いのです。「現時点でのエンドポイント」まで落とすことが大切なのであり、それを積み重ねることで「エンドポイント」自体が変わっていくからです。
ストロング&ロングな筋肉を手に入れるためには、今の段階でのエンドポイントを意識しながらトレーニングするということが大切なのです。トレーニングも慣れてくると、手の抜きどころがわかってきて、「これくらいにしておこうかな」というような気持ちにもなると思います。ですが、そういうトレーニングを続けていると、残念ながら向上は見込めません。トレーニング慣れしてきた時こそ、更なる「エンドポイント」を目指して励んでいただきたいと思います!自戒でした・・・😓
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