〇〇は三毒を断つ

『〇〇は三毒を断つ』

 

これは日本最古の医学書である『医心方』に書かれている言葉です。〇〇に入る言葉は何だと思いますか?正解は・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

梅です!

 

三毒というのは、水毒・食毒・血毒のことだそうです。水毒は体内の水分の汚れ、食毒は暴飲暴食や不健康な食生活のよる体のバランスの乱れ、血毒は血液の汚れを指します。梅にはこれらの毒を解毒してくれる作用があるのですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

梅を手軽に摂る方法と言えば、やっぱり梅干しですよね。

 

実は梅干しは製造方法によって「梅干し」と「調味梅干し」に分かれることはご存知ですか?「梅干し」に該当するのは、梅を塩で漬け込んで天日干ししたもので、原材料は梅と塩だけです。「白干し」とも呼ばれます。

 

「調味梅干し」は白干しの梅を塩抜きし、蜂蜜や昆布、かつお節などで味付けをしたものです。スーパーで見かける梅干しは「調味梅干し」が大半だと思います。

 

 

調味梅干しがあまり得意ではない私は、梅干しはいつもネットで購入します。一番好きなのがこちらの「龍神梅」です。辰年にピッタリだと思いません~😄

和歌山県の龍神自然食品センター製造のもので、無農薬・無化学肥料栽培、手作業で収穫された青梅だけを使った梅干しです。青梅を使う理由はクエン酸が豊富だからだそうです。

 

漂泊洗浄や脱塩加工は一切行わず、無添加に徹底的にこだわっているそうで、「斑点」のようなものがついた梅干しも含まれています。スーパー等で見かける梅干しは見た目がきれいですが、あれは次亜塩素酸ナトリウム溶液で漂泊洗浄しているそうです。見た目は全く気にならない私は漂泊洗浄していない梅干しを食べたい派です。

 

ちなみにお値段は1キロで5000円前後とお高めではありますが、そんなにバクバク食べるものでもないですし、これで体の毒を消してくれるなら安いかな~と思っています。皆さんはお気に入りの梅干しはありますか?

 

近いうちに挑戦してみたいと思っているのが「梅流し」です。便秘解消に効果があると言われています。私自身は便秘体質ではないのですが、どれくらい出るのか怖いものみたさ、という感じです。

 

必要なものは大根、梅干し、昆布、水で、それを煮るだけなので、さすがの私にも作れそうです😆あるサイトによれば、空腹時に行うと効果的のようです。

 

シャキット営業日にやって💩が止まらなくなったら困るので、休みの日に挑戦してみようと思います。汚い話でスミマセン。

 

 

 

 

 

 

 

梅干しで体の三毒をきれいにしたら、続いて目指すは「心の三毒」の解毒です。仏教における「心の三毒」は挙げれますか?

 

貪(とん)・瞋(じん)・痴(ち)です。貪はむさぼりの心で、欲望や執着のことだそうです。お金や物質的なものに対する欲望のみならず、名誉・地位・愛情を求める心なども貪に当てはまるそうです。向上心とは別もので、分不相応に際限なく求めるとそれは毒となるのですね。

瞋は怒りの心です。カーっとこみ上げるような怒りは、もちろん私自身も経験がありますが、いかにも毒という感じがします。

 

痴は愚かな心つまり無知であるということだそうです。例えば、ダメ男に尽くし過ぎて相手を更に堕落させる、これは痴に当たるそうです。尽くすというのは一見、優しさのように見えますが、それで相手の「悪」が助長されてしまうのなら、それは本当の優しさではなく、単なる痴だということのようです。お昼ご飯をたらふく食べた山内さんが今、隣でスヤスヤと寝息を立てながら気持ち良さそうに寝ているのですが、これももしかしたら痴かも?!

 

体の三毒の解毒は梅干しにお願いするとして、心の三毒の解毒は自分で努力するしかないですよね。日々浄化を心掛けたいと思います・・・。