プチ断食で体力つく？

煩悩とは・・・身心を乱し悩ませ智慧を妨げる心の働き（汚れ）だそうです。俗に108あると言われる煩悩ですが、以前、自らのことを「煩悩の塊」だとおっしゃったお客様がいらっしゃいました。

 

その方が、「私は煩悩の塊だから、プチ断食はできない。」とおっしゃったのが、とても印象に残っていました。プチ断食というのは、やっていない方にとっては、「辛くて、我慢の連続で、煩悩との闘い」のように見えるんだな～ということが改めて分かったので、印象に残ったのだと思います。

 

 

そんな自称・煩悩の塊のY様が、先日、プチ断食3か月目に突入していたことが判明したのです！しかも、体重が2.5キロ落ちて、お腹周りのぜい肉が消えたのだとか！ちなみにY様は最後の食事が18～19時、翌日の最初の食事が12～13時というサイクルを毎日続けていらっしゃるので、最長で19時間、最短で17時間の断食時間があるということになるかと思います。

 

プチ断食で大変だと感じることは、「ソウルフードの柿の種が食べられないこと」だそうで、これからもプチ断食は続けるつもりでいらっしゃるようなので、決して「煩悩の塊」でもなければ、プチ断食は辛い辛い煩悩との闘いでもないようです😊

 

 

 

体重が落ちた＆ぜい肉が消えた以外の変化も感じていらっしゃるようで、①食欲がコントロールできるようになった、②体調が良くなった、③体が軽く感じられるようになった、④風邪をひかなくなった、⑤体力がついたと思う、などを教えて下さいました。

 

実は、Y様のレッスン時の様子を見て、「このところ、バテなくなってきているな～。体力ついてきているな～。」と感じていたので、ご本人も体力がついたということを実感されているというのは、とても嬉しい報告でした。

 

 

プチ断食と体力って関係あるの？単純に運動を続けたから体力がついたんじゃないの？と思いがちですが、あながち無関係でもないようです。

 

プチ断食に関する情報は多々あれど、私にとっての『プチ断食の神様』はこの人、ファン医師です。今はシャキット文庫になっていますが、ファン医師の「世界最新の太らないカラダ」を読んだ時には、「世の中にはいろんなダイエット法が溢れているけど、答えはこれに尽きるな」と感じました。

 

そんなファン医師がYouTubeチャンネルをやっていることを、今朝、偶然知りました。早速、「プチ断食の仕組み」という動画を見てみました。

 

その中でファン医師が2種類のホルモンについて言及していました。1つは成長ホルモンです。

 

 

 

成長ホルモンだからと言って、成長期の子供だけに必要なわけではありません。大人にとっても大切なホルモンで、成長ホルモンの分泌が不十分だと、下記のような症状が出るそうです。

 

😭疲れやすい

😭やる気が出ない

😭体力が落ちたように感じる

😭落ち込みやすくなる

😭集中力が続かなくなる

😭皮膚が乾燥する

😭内臓脂肪が増える

😭骨量が低下する

😭体脂肪が増加する

😭筋力が低下する

😭コレステロールが増える

😭糖尿病になりやすくなる

 

などなどです。上のグラフにあるように、加齢に伴って分泌量が減ってしまう成長ホルモンですが、断食によって分泌が促されるそうです。Y様の体力向上は、成長ホルモンの分泌によるものかもしれません。

 

 

動画に出てきたもう1つのホルモンがアドレナリンです。断食をすると、力が出なくなるようなイメージがありますが、実は全く逆で、逆に力みなぎる感じになるのです。これは断食によって分泌が促されるアドレナリンの作用によるものです。

 

Y様の「体が軽く感じられる」というのは、実際に体重が落ちたという要因に加え、アドレナリンがY様をパワーアップさせているのかもしれません。

 

断食したら力が出なくなるというのは、実は単なる思い込みで、もっともっと強い自分を発見できるようになるかもしれません😊

 

最後に・・・Y様、勝手にブログに書いてスミマセン😅

 

文：真木