ウロリチンA

「ウロリチンA」をご存知ですか?この存在を知ったなら、絶対に「お近づきになりたい!」と思うはずです。ということで、今日の主役はウロリチンAです!

 

これから偉そうにウロリチンAについて語る真木ですが、その存在を知ったのは昨日の夜10時過ぎです😆いつものようにブログのネタ探しをしていたところ出会ってしまったのです。それからというもの(と言っても昨日の夜からたかだか数時間ですが)ウロリチンAにすっかり魅了されてしまいました😍

 

 

 

ウロリチンA様について語る前に、頭に入れておいていただきたい言葉が2つあります。1つは「ミトコンドリア」です。

 

理科の授業で習いましたが、ミトコンドリアは何をするところか記憶にありますか?ミトコンドリアにはさまざまな「あだ名」があります。「工場、エンジン、バッテリー」などなど。なぜこんなあだ名がついているかというと、ミトコンドリアは細胞が活動するためのエネルギーを生み出しているからです。ミトコンドリアがいてこそ、それぞれの細胞が元気に役割を果たすことができるというわけなのです。

 

教科書で見るミトコンドリアはダンゴムシみたいでちょっと気持ち悪いと思っていましたが、大変な重役を担ってくれているのですね😊

 

頭に入れておいていただきたい2つ目の言葉が「マイトファジー」です。こちらは聞きなれない言葉ですね。「オートファジーなら聞いたことある」という方もいらっしゃるかもしれません。それ正解です!マイトファジーはミトコンドリアのオートファジーなのです。

 

携帯電話も長いこと使っているとバッテリーの持ちが悪くなってきます。携帯そのものを買い替えることもできますが、その前にバッテリーを交換すれば問題が解決する場合がありますよね。

 

ミトコンドリアも古くなると「故障」することがあります。そんな「不良品」となったミトコンドリアをオートファジー(自食作用)、つまり自分で自分を分解する、という機能がマイトファジーです。

 

「不良品」はマイトファジーによって自己破壊され、「新品」のミトコンドリアが誕生するのです。自分の尻拭いは自分でする・・・なんだかミトコンドリアって潔い(いさぎよい)ですね!気持ち悪いと思っていましたが、見直しました😆

 

ところが、ミトコンドリアの「潔さ」にも陰りが生じることがあります。その理由の1つが加齢です😭

 

マイトファジーは若い頃には頻繁に起こるのですが、年齢を重ねるごとに頻度が下がっていきます。マイトファジーのプロセスが遅くなれば、それだけ「不良品」が蓄積され、ミトコンドリアの機能が落ちていきます。

 

マイトファジーの回転を良くするためにできることが2つあります。1つが運動です。ここでも運動が登場ですね~😍全人類が定期的な運動を継続すれば、この世の中の問題の7割くらいは解決するのではなかろうか、と思ってしまうほど運動は人間にとって有益ですね。

 

そしてマイトファジーの回転を良くするためのも1つの要素がウロリチンAです!ここでようやく登場です😄

 

ウロリチンAに関する研究はまだまだ「現在進行形」ではあります。ただし、幸先の良い話として、ウロリチンAがマイトファジーを促進させ、ミトコンドリアの生成に寄与するという論文がいくつか出ているようです。

 

運動が「新品」のミトコンドリアの生成を促すことは既に立証されていますが、運動とウロリチンAを組み合わせることで更なる効果を期待できる、とのことです😊

 

ウロリチンAが期待の星であるとして、重要なのはウロリチンAはどこで手に入るのか、簡単に手に入れることができるのか、という問題です。

 

ウロリチンA、手に入るんです!簡単かどうかは個々人の判断によると思いますが・・・。ちなみに真木はコストコで買おうか迷ったのですが、結局ネットで買いました(笑)真木が購入したのはこれです!

 

 

なんだと思います?こちら「乾燥ザクロの実」です。山内さんに試食してもらい感想を聞いてみたところ

 

味はベリー系でまずくはない。食感が湿った木のこっぱを食べているよう。ポリグリップ使っている人は食べられない。

 

だそうです😆

 

本当はコストコに売っていた生のザクロを買いたかったのですが、1玉300円くらいで真木にはお高かった・・・😭あきらめて帰宅後、ネットに安いザクロがころがってないか探してみました。でもやはり生は高いんですよね~。「生がだめならドライはどうだ?」と思って「ザクロ ドライ」で探してみたら・・・あるではないですか!

 

インドカレー屋さんが「アナルダナ」なるものを販売していました。インドなどでは香辛料としてよく使われているらしいです。香辛料と言っても辛さは全くありません。ザクロなので甘酸っぱいです。また発酵させているそうで、わずかに発酵臭があります。山内さんが「湿った木のこっぱ」と表現したように、外の実の部分はしっとり、中に種が入っているのでポリポリします。種も食べられます。

 

本場インドではカレーにスパイスの1つとして入れることが多いようですが、真木はそのままムシャムシャ食べてます。ちなみに真木が購入したものは500g入りで1100円。500gは結構な量です。

 

 

話をウロリチンAに戻します。実はザクロにウロリチンAが入っているわけではないのです。ザクロにはエラギタンニン(エラジタンニン)というものが豊富に含まれています。ザクロを食べ、エラギタンニンが腸へ運ばれると、腸内細菌によってエラギタンニンがウロリチンAに変換されるのです。ザクロに含まれエラギタンニンはウロリチンAの変身前の姿(前駆体)ということです。

 

ザクロでエラギタンニンを摂り、お腹の中でウロリチンAに変身させ、さらに運動も加えれば、マイトファージが促進されミトコンドリアが絶好調!間違いなしです😄

 

文:真木

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コメント: 2
  • #1

    吉村 (木曜日, 14 7月 2022)

    ザクロって、道民の私達には馴染みが無いですよね。
    本州で見つけ買って食べた事ありますし、時期になると(秋だと思います)ケーキにのったりして美味しいです。
    便秘に効くと聞いた事ありますが、便秘には縁遠い為、試した事はありませんが。
    優れものなのですね~。

  • #2

    シャキット真木 (木曜日, 14 7月 2022 20:32)

    ザクロは便秘に良いんですか~。それは初耳です。

    ザクロは女性ホルモンに似た物質(エストロン、エストリオールなど)が豊富だから、女性の健康と美容に良いというのはよく聞きますね。ポリフェノールも豊富ですし、もう少し簡単に手に入ると言うことないんですがね~。