鏡不要

全身の写真ではありませんが、どちらの女性の方が姿勢が良いと思いますか?

 

私は左の女性の方が姿勢が良いと推測しています。というのも頭部の位置が正しい位置にあるからです。

 

右の女性は頭部が前方に出過ぎています。(頭部前方突出姿勢、フォーワードヘッド姿勢)若いこともあり、現時点での出方はさほど大きくはありませんが、このままこの姿勢を続け、本来働くべき筋肉を使うことのないまま過ごせば、加齢とともに頭はもっと前に出るかもしれません。頭が前に出れば、背中は丸まりやすくなります。肩が凝りそうです😣それだけではありません。背中が丸まり胸椎の柔軟性が落ちれば、腰椎が必要以上にがんばってしまい腰も痛くなるかもしれません😭更に更に、動きの悪い背骨の代償として、骨盤が後傾したり、はたまた前傾し過ぎたり・・・そうなると膝にも影響が出てきたりして😱頭部前方突出姿勢って・・・良いことないですね😭

 

 

デスクワークの皆様、左側みたいな姿勢で一日を過ごしていませんか?

 

デスクワークだからついつい背中を丸めてしまう。

 

デスクワークだから気づいたらいつも巻き肩になってる。

 

デスクワークだから夢中で仕事していると頭が前に出ちゃう。

 

分かります、分かります、お気持ちは分かります。しかーし!!言い訳はそろそろやめましょう!言い訳は探せばいくらでも出てきます。「出来ない理由」というのは簡単に見つかるものです。私自身がそうです。よもやま話を更新しない理由なんていくらでも挙げられます。でも言い訳を並べても、よもやま話は更新されないんですよね・・・😭言い訳する暇があったら書けよ!と自分自身に言いたいと思います😭

 

 

姿勢を直すには日頃の意識あるのみ、ということは皆様よくご存知のことと思います。シャキットで50分間レッスンを受けたくらいでは姿勢は直りません。残念ながらそんな生易しいことではないのです。頭が前に出ているのを直したいと思もうのなら、いかなる時にも頭の位置を意識し、出たら引っ込める出たら引っ込めるを繰り返すことが大切です。

 

でもここで問題が生じます。頭の位置が理想的な位置にあるかどうかを確認するには、横からご自身の姿勢を見る必要がありますが、そんなにしょっちゅう姿勢を確認することはできませんよね。「あの人はろくに仕事もしないで鏡ばかり見てる。」なんて言われるようになったら困ります。

 

そこで、鏡なしでも頭が理想的な位置にあるかどうかを判別できちゃう技を伝授させていただきます!その名も・・・

 

『シタハウエニアルカ?!』です。

 

今、皆様の舌は口の中のどの辺りにありますか?もし上あごについていないとしたら・・・

 

 

危険信号です!!上あご(上の歯の付け根あたり)に舌がないとしたら・・・頭部前方突出姿勢かもしれません😱

 

ちょっと試してみて下さい。まずは頭部を正しい位置に整えます。そして舌先をイラストの『スポット』の位置につけて下さい。そのままゆっく~りと頭を前に突き出していきます。頭を出せば出すほど『スポット』に舌をつけているのがしんどくなりませんか?『スポット』に最も楽に舌先をつけていられる位置、そここそが頭のあるべき位置なのです。

 

ちなみに頭部が正しい位置にある方でも、舌が『スポット』についていないというケースもあります。頭部前方突出姿勢の方も、突出はしてないけど舌が落ちているという方も、相言葉は・・・

 

『シタハウエニアルカ?!』(舌は上にあるか?!)

 

です😆

 

 

頭部前方突出姿勢の方は舌の筋力が弱いという論文があります。(意外に思われるかもしれませんが、舌も筋肉なんです。)

 

舌なんて多少弱くても、ドラえもんのようにお皿を舐めるようなみっともないことはしないし、ソフトクリームを舐められるくらいの力があれば十分かな~・・・などと思ってはいけません!舌の筋力ってとっても大切なんです!

 

シャキットのお客様にとってはまだまだ関係のない話ではありますが、80代90代にもなると「嚥下能力」つまり食べ物や飲み物を飲み込む力はとても重要になってきます。この力が衰えてしまうと、食事中にむせやすくなり、せっかくのおいしい食事もおいしく頂けなくなってしまいます😣おじいちゃん・おばあちゃんになってもおいしく食べるためには強い舌!そして強い舌を維持するためには頭の位置が重要になってくるというわけですね。

 

 

ということで、秘儀『シタハウエニアルカ?!』を日々実践し、頭部前方突出姿勢を正し、強い舌づくりに励んでください😄