腰痛の人はあれができない

A型は几帳面、O型はおおらかなど血液型によって性格がある程度決まるなんていう話もありますが、実際には「血液型と性格の関連性はない」とする研究の方が多いそうです。

 

ところが血液型とかかりやすい病気には関連性があるという研究があるらしいです。その研究によれば日本人に一番多いA型がかかりやすい病気はガンや糖尿病などの生活習慣病なのだそうです。またA型には風邪をひきやすいという特徴もあるそうです。

 

A型に次いで多いO型は4つの血液型で最も免疫力が強いそうです。そのため他の血液型と比較し病気にかかりにくいらしいのですが、O型が気をつけたほうが良いのがノロウイルスだそうです。またO型は十二指腸潰瘍の原因であるピロリ菌の受容体が多いため、十二指腸潰瘍にも注意が必要だそうです。

 

B型はO型に次いで免疫力が高いそうです。そんなB型が弱いのがA型インフルエンザだそうです。またB型はサルモネラ菌や肺炎球菌に感染しやすいという特徴もあるそうです。

 

そしてAB型は最も免疫力が低いのですが、アレルギーにはかかりにくく、皮膚病や関節炎などの自己免疫疾患にかかる可能性も低いそうです。

 

 

もちろん上記は統計上の話であって、O型だから安心して乱れた生活を送っても大丈夫とか、A型だからガンになっても仕方がない、とかいう話ではありません。自分の血液型の特徴を知っておくことが、「転ばぬ先の杖」になるかと思い書かせていただきました。

 

もう1つの「転ばぬ先の杖」として、今日は「腰痛持ちの方の身体的特徴」をご紹介したいと思います。腰痛でお悩みの方は多いかと思いますが、腰痛の方には共通する身体的特徴がいくつか存在するそうです。まずはその身体的特徴のトップ3の発表です!

 

第3位は・・・ハムストリングスの柔軟性低下です。つまりもも裏が硬いということです。膝がしっかり伸びない、伸ばしきれないという方はハムストリングスが硬い可能性大です。

続きまして第2位は・・・腰椎前弯(ぜんわん)の減少です。

 

 

腰椎はイラスト左のように少し前方へ弯曲しているのが「正常」な形です。この前方への弯曲のことを前弯と呼びます。

 

イラスト右は腰痛の前弯が消失して、腰椎がほぼ直線になっています。背中から腰にかけて「ペタ~」としている方は腰椎の前弯が減少している可能性大です。こういう方は多くの場合、骨盤が後傾しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして第1位は・・・体幹の側屈角度の減少です。体幹の側屈というのは、上半身を真横に倒すことを言います。なので「体幹の側屈角度の減少」は体を横に倒すことが苦手ということになります。

 

体幹を側屈させる筋肉はなんという筋肉かご存知ですか?これが分かったらすごいです。レッスンでもほとんど登場したことがないと思います。(使ってはいますが。)

 

 

 

 

 

腰方形筋(ようほうけいきん)と呼ばれる筋肉です。『遅筋ブースト』を受けられている方でしたら、聞いたことがあるかもしれません。一番最後の骨盤歩きの時に使っている筋肉です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな風に片側の腰方形筋が収縮(ちぢむ)ことで、体幹が側屈します。腰痛持ちの方はこの筋肉が硬かったり、弱かったりして動きが悪くなっているケースが多いのです。

 

では最後に腰方形筋のストレッチをババっと載せます!

 

 

 

 

 

どんなストレッチにも言えることですが、大切なことは「伸ばしたい筋肉の伸びを感じ取れるかどうか」です。ただ動きを真似ても、腰方形筋の伸びが感じ取れなければ、効果は半減してしまいます。動きの模倣も大切ではありますが、もっと大切なことは伸びを自覚できるかということです。

 

腰方形筋のストレッチでよくある間違いが、体が前方に倒れてしまうというものです。上半身を真横に倒すように意識し、腰方形筋の伸びを感じ取りながら行って下さい。グッバイ腰痛!